寒い時期になると、スーパー等には旬の白菜が所狭しと並びます。
たくさん並んでいる白菜をよく見ると、白菜の葉が黄色いものと緑色のものがあります。果たしてどちらが美味しいのでしょうか?
どうせ買うなら美味しい白菜を選びたいですよね。
そこで今回は、「美味しい白菜の見分け方!黄色いのと緑色どちらが美味しいの?」についてお話したいと思います。
白菜の保存期間は?日持ちさせるコツを紹介白菜は黄色いのと緑色どちらが美味しいの?
早速ですが、白菜は黄色いものと緑色のものどちらが美味しいと思いますか?答えは、黄色いものなんです。
それでは、分かりやすくご説明していきましょう。
実は生産者はあえて黄色くしているって本当?
これは本当です。
白菜は、寒い冬の時期に外気にさらされていると、甘味が増して黄色に変色します。
その為生産者は、「頭縛り(白菜の頭の部分をひもなどで結ぶ)」をして、白菜を越冬させています。
こうすることで、甘味が増すだけでなく、ビタミンなども増加してより美味しい白菜になるからなんです。
消費者も黄色いほうが美味しいと認識している?
実は、消費者である私達も黄色い方が美味しいと気づいているんですよ。
年越しをした後の、黄色くなった白菜を食べると、それまでの白菜よりも美味しいと感じること多くないですか?
実は黄色い品種もある?
実は、白菜にはもともと黄色い品種のものもあるんです。
オレンジハクサイは、タキイ種苗が開発したオレンジクインという品種です。
外側の葉は黄緑色ですが、外葉のかなり近いところの葉まで鮮やかなオレンジ色をしています。更には、芯の部分も黄色っぽい色をしているのが特徴です。
このオレンジ白菜は、抗酸化作用がある「リコペン」の一種である「シスリコペン」が含まれています。
また、食物繊維、カロテン、ビタミンなどの栄養成分についても、普通の白菜に比べて多く含まれています。
食感はサクサクとしていて歯切れがよく、青臭い味が少なくて甘味が強いのが特徴です。
その為、生食でサラダで食べると美味しいと評判の品種なんです。
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美味しい白菜の見分け方!新鮮なものの選び方は?
スーパーなどで白菜を買う時、どうせなら、美味しい白菜を選びたいですよね。そこで、新鮮な白菜の選び方をご紹介しましょう。
黄色いもの
前述したように、白菜は葉が黄色いものの方が、甘みが増して栄養価も高くて美味しいです。
また美味しいだけでなく、新鮮な証拠でもあります。
それは、白菜は収穫してすぐのものは黄色い色をしていますが、その後時間が経つにつれて緑色に変色してしまうからなんです。
是非、葉が黄色い白菜を選ぶようにしましょう。
重い
白菜を持ちあげてみた時に、ずっしりと重いものは、新鮮でみずみずしい証拠です。
巻きがしっかりしてつまっているもの
巻きがしっかりしていて葉が詰まっているもの、頭が開いていないものを選びましょう。このような白菜は、栄養が詰まっている証拠です。
芯がみずみずしいもの
芯がみずみずしいものは新鮮な証拠です。時間が経ったものは、芯が乾いて茶色などに変色しています。注意が必要です。
黒い点々があるのはどうなの?
皆さんも、買った白菜の葉に黒い点々がついていたことありませんか。この黒い点々、食べても大丈夫なのか気になりますよね。
実は、この黒い点々はサビ病といって、正体はポリフェノールなので食べても問題ありません。
詳細については、「白菜の黒い点々は虫や病気やカビではない!食べても大丈夫だった!」の記事をご覧ください。
まとめ
白菜は、緑色より黄色のものの方が美味しいだけでなく、栄養価も高いことが分かりました。
次に、スーパーで白菜を選ぶ時は、今回ご紹介した新鮮な白菜の選び方を参考にしてみてください。どれもわかりやすいので、美味しい白菜を選べるはずですよ。
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