イカナゴの姿が折れた釘に見えることから名前がつけられた「イカナゴの釘煮」。
イカナゴを生姜、醤油、砂糖などで煮詰めた佃煮のような料理です。兵庫県の郷土料理として古くから親しまれています。白いご飯に食べると最高の一品です。
買って食べることもできますが、自宅でも作ることができます。そしてこのイカナゴの釘煮はすごく日持ちするのです。
ここでは、イカナゴの釘煮の賞味期限についてまとめてみたいと思います。
ユミ
いかなごときびなご、こうなごの違いってわかりますか?
イカナゴの釘煮の保存期間はどれぐらいなの?
イカナゴの釘煮は常温でも結構日持ちするって本当?
イカナゴの釘煮のような佃煮は、もともと長期保存することを目的として作られてきた料理です。江戸時代に小魚を保存食にしたのが始まりと言われています。
そのためイカナゴの釘煮も、直射日光が当たるところや、湿気の多いところは避けて保存すれば、常温保存でも1ヶ月は美味しく食べることができるんです。
かなり日持ちがしますね。冷蔵庫や冷凍庫がいっぱいで入れられない時にも便利です。
但し夏の暑い時期などは冷蔵庫に入れるようにしてくださいね。
冷蔵庫に入れるだけでとても長持ちする?
常温保存でも1ヶ月もちますが、冷蔵庫に入れるとさらに長期保存が可能となります。密封した状態であれば、なんと半年食べることができるのです。
多めに作った時には、すぐに冷蔵庫に入れておくと安心ですね。
その際には、煮沸消毒した清潔な小瓶に小分けにしておくと良いでしょう。食べる分だけ開封して食べていれば、かなりの期間食べることができますね。
冷凍庫に入れておいても大丈夫なの?
イカナゴの釘煮は、さらに冷凍保存すると1年間食べることができるんです。
イカナゴの旬な時期は春です。春にはたくさんのイカナゴが出回るため、大量に買って釘煮にする方も多いです。
そして冷凍保存してしまえば1年中食べることができるのですね。
冷凍保存する際には、小分けにしてラップに包み、さらにジップ付保存用袋に入れておきましょう。食べる時には自然解凍でOKです。
古くなった(食べてはいけない)イカナゴの釘煮の状態は?
非常に日持ちがするイカナゴの釘煮ですが、しっかり密封していなかったり、気温や湿気が高いことで古くなることもあります。
日持ちするものなので、逆に冷蔵庫の奥で忘れられてしまうことも多いかもしれませんね。
まず、表面にカビを見つけた場合には食べないようにしましょう。カビの部分だけを取り除いても食べることはできません。
また腐った臭い、酸っぱい臭いがする時も食べるのは控えましょう。
「日持ちがするものだからちょっと古くなっても大丈夫」と思わずに、カビや悪臭がする場合にはもったいないですが破棄するようにしてくださいね。
イカナゴの釘煮の日持ちを良くするコツは?
日持ちするイカナゴの釘煮をさらに日持ちするためにはいくつかポイントがあります。
1つ目は、綺麗な容器に保存すること。できれば煮沸消毒した小瓶が良いでしょう。瓶に入れる時には清潔で乾いた箸を使います。
2つ目は、密封させておくこと。イカナゴの釘煮は空気に触れることで劣化していきます。そのため、できるだけ空気に触れないような工夫をして保存することが大切です。
瓶をさらにビニール袋などで包んでおくと良いですね。
3つ目は、直箸を使わないこと。瓶からとって食べる時には直箸はNG。唾液にはたくさんの雑菌があるのです。清潔な箸で取り分けるようにしましょう。
最後のポイントは、濃い味付けにすること。砂糖や塩などはもともと保存料としての効果があるのです。長期保存するために作る時には少し濃いめの味付けにしてみてくださいね。
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まとめ
ここでは、イカナゴの釘煮の賞味期限についてまとめてきました。常温保温で1ヶ月、冷蔵庫なら半年、冷凍庫なら1年も食べることができるのです。
とても優秀な常備菜ですね。より日持ちさせるポイントをおさえて作ってみてくださいね。
いかなごときびなご、こうなごの違いってわかりますか?
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