鮮やかなオレンジ色が魅力的なびわ。皮をむいてそのまま食べても、シロップ漬けやゼリーなどのお菓子に使っても美味しいちょっと特別な果物です。贈り物にも喜ばれますね。
そんなびわは、美味しいだけでなく栄養と効能も凄いんです。
でも食べ過ぎは危険とも言われているのをご存知でしょうか。本当にびわに危険はあるのでしょうか。調べてみたいと思います。
妊婦さんはびわを食べても大丈夫?食べるべきなの?びわの栄養と効能について
びわの栄養価は?
びわの100gあたりの成分は以下のようになっています。
- 水分 88.6g
- たんぱく質 0.3g
- 脂質 0.1g
- 炭水化物 10.6g
- 灰分 0.4g
- 飽和脂肪酸 0.02g
- 不飽和脂肪酸 0.05g
- 食物繊維 1.6g
- カロテン 810μg
- ビタミンE 0.2mg
- ビタミンB1 0.02mg
- ビタミンB2 0.03mg
- ナイアシン 0.2mg
- ビタミンB6 0.06mg
- 葉酸 9μg
- パントテン酸 0.22mg
- ビタミンC 5mg
- ナトリウム 1
- カリウム 160mg
- カルシウム 13mg
- マグネシウム 14mg
- リン 9mg
- 鉄 0.1mg
びわを食べることで期待できる効能は?
風邪予防
昔から風邪の時にびわを食べると良いとされています。それはびわに含まれている「βカロテン」の効能によるものです。
βカロテンは体に摂り入れられるとビタミンAになり、体の皮膚や免疫機能や視力を正常に維持することに役立ちます。健康維持に嬉しい効能ばかりですね。
また喉や肺を守る働きもあることから、風邪で喉の痛みや咳がひどい時にはびわを食べる習慣があるのです。シロップ漬けにしたびわなどが効果的でおすすめです。
がん予防
びわの含まれるポリフェノールである「クロロゲン酸」には活性酸素を抑える働きがあり、ウィルスやがんの予防に効果的とされています。
疲労回復
びわに含まれる「クエン酸」には疲労回復や食欲増進効果などがあります。風邪の時だけではなく疲れている時にも摂り入れたい食材ですね。
美肌効果
びわに豊富に含まれている「βカロテン」は抗酸化作用があります。
これによりメラニンの生成を抑制してシミを防いでくれます。また皮膚を正常に保つ効果もあるのですこやかな美肌を維持できるでしょう。
また「ビタミンC」も含まれており、同じくメラニンの生成を抑える効果があるのです。
さらにビタミンCはコラーゲンを助ける効果があり保湿効果も期待できます。女性に嬉しい果物ですね。
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びわを食べ過ぎるとどんな弊害は?
びわを食べすぎると下痢になる!?
実は、びわを食べすぎるとお腹をこわすという方が多いです。
これはびわの水分量が関係しています。びわに含まれる水分は88.6%です。ほとんどが水分と言えますね。これは水分量が多いことで有名なスイカやなしと同じレベルの水分量です。
夏などに水分補給したい時には最適な果物なのですが、食べすぎると過剰な水分摂取となってしまいます。
過剰に水分を摂取すると消化不良を起こしてしまい下痢になってしまうのです。
びわを食べすぎると腹痛になる!?
びわを食べすぎると胃腸を冷やしてしまう効果があります。お腹が冷えてしまうのですね。これにより腹痛に悩まされてしまうこともあるのです。
特に冷蔵庫で冷やしたびわを食べる時には注意したいですね。
一日にどのぐらい食べるのが適量?
びわはとても食べやすく美味しい果物ですが、食べすぎると下痢や腹痛になる可能性もあります。それではどれくらいの量であれば食べ過ぎにならないのでしょうか。
1日の果物の摂取量は200gとされています。びわは3個で約100gです。1日に6個以上食べたら食べすぎと言えますね。
1日に6個以上のびわを食べることはなかなかないと思いますが、覚えておいてくださいね。
まとめ
「一家に一本びわの木があれば医者いらず」という言葉があるほど、びわは健康効果に優れている果物です。
シミ予防や保湿効果などの美容効果もあります。食べて美味しく、体にもお肌にも良い魅力的な果物ですね。
しかし、びわを食べすぎてしまうと消化不良やお腹を冷えてしまうこともあります。食べすぎると下痢や腹痛になることもあるので注意したいですね。
んなものでも食べ過ぎはよくありませんよね。適量を美味しくいただきましょう。
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