パイナップルといえば甘酸っぱくてジューシーな果汁が特徴的なフルーツです。
そのまま食べても美味しいですが、何故かハンバーグや酢豚、さらにはピザの具材など料理の材料として使われることが他のフルーツよりも多い気がします。
隠し味程度ではなく存在感があるサイズのため、料理に合う・合わないといった好みが大きく分かれます。
そこで今回は見かける機会が多いハンバーグにパイナップルが乗っている理由と、世の中のみなさんの声を集めてみました。
甘くて美味しいパイナップルの見分け方は?食べ頃もチェック!ハンバーグにパイナップルが乗っている理由は?
ハンバーグもパイナップルも単体で食べると美味しいけれど、合わせて食べるのはちょっと、という人を周りで見かけることが多いです。
賛否両論ある組み合わせですが、ハンバーグのチェーン店で有名なびっくりドンキーではレギュラーメニュー入りしています。
ハンバーグにパイナップルが乗っている理由は、パイナップルが持つ甘酸っぱさ、食物繊維、そしてパイナップルが持つ酵素の働きが大きく関係しています。
まずパイナップルの持つフルーティーな甘酸っぱさには、果糖、ブドウ糖、クエン酸、リンゴ酸が含まれていて、これらの成分は味に深みや奥行きを出します。
またハンバーグはこってりした料理のため、酸味が加わることによって口の中をさっぱりさせます。
次にパイナップルに含まれるペクチンといった食物繊維は、便通をよくする働きがあります。便だけでなくコレステロールや体内の毒素もともに体外に出してくれます。
お肉をたくさん食べすぎると悪玉コレステロールを大量に発生させます。すると腸内環境の乱れや動脈硬化、大腸がんなどの原因となります。
これらを防止するために食物繊維は必須です。また食物繊維は水分を含むと膨らむため、胃腸に満腹感を与え食べすぎ防止にもつながります。
最後にパイナップルに含まれる酵素は【ブロメニン】と呼ばれ、この酵素はタンパク質を分解する働きがあります。
ブロメニンはハンバーグに含まれるタンパク質の分解を促し、胃で消化しやすくし腸で吸収されやすくします。またタンパク質を分解する働きを利用して、お肉を柔らかくすることができます。
これらの理由からハンバーグにパイナップルという組み合わせが生まれました。
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ハンバーグにパイナップルはアリ?ナシ?
ハンバーグにパイナップルが乗っている理由には、味だけじゃなく体のことも考えられていました。
しかしそれでもハンバーグとパイナップルは合わない!という人は多いでしょう。世間の賛否両論の声をまとめました。
アリ派の意見は?
「ハンバーグの味に飽きてきたときやもたれてきたときにパイナップルを食べると口の中がさっぱりする」
「あまじょっぱい味が好き」
「くせになるおいしさ」
こういった意見が多く見られました。
ハンバーグにパイナップルを乗せている意図が伝わって好んで食べている人や、他の料理にはない独特の美味しさを楽しんでいる人が多いです。
ナシ派の意見は?
「温かいフルーツがまずい」
「おかずにフルーツということに違和感」
「甘いものはおかずにならない」
このよう意見は酢豚の中に入っているパイナップルにも多く見られました。
甘いものはたしかにおかずになりにくく、フルーツはデザート、という位置づけが強い現状です。
私の意見は?
私はアリ派です。ハンバーグだけでなく肉料理全般にパイナップルの甘酸っぱさは比較的合うと思います。
基本的に甘い味付けを好んでいるため、ハンバーグとパイナップルの組み合わせは嫌いではありません。
まとめ
ハンバーグにパイナップルは奥深い味わいにするためだけだと思っていました。
しかし消化のための意味もあると知り、今度ハンバーグを食べるときはパイナップルが乗ったハンバーグを食べようと思いました。
ひときれの小さいパイナップルにこんなにもたくさんの意味が込められていたことには驚きでした。
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