とうもろこしの種類はたくさんある?美味しい品種はこれだ!

とうもろこし

たくさんの太陽の光を浴びて育ったとうもろこしは、甘くておいしいですよね。

黄色い粒は甘くておいしくて、いろんな料理に合わせやすく、大人から子どもまで好きな方が多いと思います。

そんなとうもろこし、実はたくさんの種類があることをご存知でしょうか?今回はとうもろこしの種類と、その中でも美味しい品種についてご紹介いたします!

とうもろこしとうもろこしは野菜?それとも穀物?どっちが正しいの?

とうもろこしって実は種類がたくさんあるって知ってました?

とうもろこし

よくよく見ると黄色い粒のとうもろこしだけでなく、少し白っぽい色をした粒のとうもろこしも見かけることがあります。

最近では生で食べることができる品種や、甘さが強い品種が登場しています。中には糖度15度というメロンよりも甘い品種も出てきています。

私達がよく食べるスイートコーンとは

スイートコーンがよく缶詰で販売されているものを見かけると思います

。このスイートコーン、実は甘く加工されたとうもろこしを指すのではなく、とうもろこしの中でも甘さが強い品種の総称なのです。

スイートコーンと呼ばれるとうもろこしの品種は甘さが強く、別名【砂糖とうもろこし】とも呼ばれています。このとうもろこしの特徴は、甘さが強いこと意外に粒が柔らかいことです。

スイートコーンと呼ばれるとうもろこしの種類として、バイカラー種、黄粒種、白粒種、と呼ばれるものがあります。

バイカラー種というとうもろこしは、3対1の割合で黄色と白色の粒が現れるため、【バイカラーコーン】と呼ばれるようになりました。

黄粒種はゴールデンコーンとも呼ばれ、濃い黄色の粒を持ちます。

アメリカで品種改良され、その頭ひとつ抜けた甘さや食感で有名となり、ミラクルスイートコーンとも呼ばれる【味来(みらい)】や、日本で開発・育成され、味が良くてすべての粒が黄色く、栽培しやすい【ゴールドラッシュ】と呼ばれる種類があります。

白粒種はシルバーコーンとも呼ばれ、すべて白色の粒のとうもろこしです。日本で開発され、とても糖度が高くて生のままでも食べられる【ピュアホワイト】と呼ばれるとうもろこしがあります。

ポップコーンの原料!爆裂種とは?

とうもろこしがポップコーンになるには、粒の皮を硬くして、加熱した際にその中で生まれる水蒸気は皮が硬いため逃げられず、皮が粒内部からの圧力に耐え切れなくなり破裂して完成します。

スーパーで販売されているとうもろこしを火にかけても、ポップコーンにはなりません。

何故かというと、他の種類のとうもろこしの場合乾燥させても粒の皮はそれほど硬くならず加熱中に水蒸気が逃げ出してしまうのです。

ポップコーンになる品種は【爆裂種】と呼ばれる種類のもので、爆裂種のとうもろこしは、粒の皮がとても硬いことが特徴的です。

そのためポップコーンに向いています。爆裂種のとうもろこしには【イエローポップコーン】と呼ばれる種類があり、このとうもろこしを使えば家でもポップコーンを作ることができます。

このとうもろこしは他の種類のとうもろこしと比べて、粒の大きさが小さいことが特徴的です。

家畜の肥料に使われているコーンとは?

私たち人間のみならず家畜の肥料としてもとうもろこしは使われています。

この種類は【硬粒種】と呼ばれフリントコーンとも呼ばれています。このフリントコーンは字のごとく粒が硬い品種のため、食用もしくは家畜用飼料や工業用の原料として使われるとうもろこしです。

食用に加工される場合は、有名なものだとトルティーヤになります。このとうもろこしは粒全体に硬いデンプンがついていることが特徴的です。

その他

とうもろこしは他にも馬歯種(デントコーン)、もち種(ワキシーコーン)、軟粒種(ソフトコーンまたはフラワーコーン)、ポッドコーン、インディアンコーンなどの種類があり、また開発されています。

デントコーンは粒が熟すにつれてくぼみ(デント)ができることからデントコーンと呼ばれるようになりました。

乾燥させたあと主にコーンスターチを作るために使われていて、他にも飼料用や最近ではバイオエタノールの原料としても使われています。

ワキシーコーンは粒がワックスをかけたようなつるっとした見た目から、ワキシー種と呼ばれるようになりました。

また日本では別名【もちとうもろこし】と呼ばれています。若いうちに収穫した粒を蒸すともちもちとした食感になることから呼ばれるようになりました。黄色、白色以外にも黒色、紫色の粒を持っています。

ソフトコーンは実が崩れやすいほど粒が軟らかいことが特徴的で、そのため断面が粉末状になりやすいです。そのため数あるとうもろこしの品種の中でも、挽いて粉にしやすい品種とされています。

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昔のとうもろこしの味と今のとうもろこしの味が違う理由とは?

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昔は甘いとうもろこしの品種は多くなく、食べられていたのはフリントコーンなどの甘くない品種でした。

しかし昭和30年代に入るとスイートコーンと呼ばれる品種が登場し、その甘さからとうもろこしに中で人気を勝ち取りました。

そしてどんどん甘い粒を持つとうもろこしが開発され続け、今のとうもろこしには甘い品種が増えました。

私がおすすめするとうもろこしの品種はこれだ!

しつこくない甘さを持ち、かつ果実特有のコク、そしてすっきりとした後味を持つ【嶽きみ(だけきみ)】という品種がおすすめです。

このとうもろこしは青森県が名産地で、優しい味わいのため焼いても蒸しても茹でてもご飯に混ぜてもぱくぱく食べることができてしまうとうもろこしです。

とうもろこしの甘さに感動することながら、植物としてのうまみもあるためぜひ食べていただきたい品種です!

まとめ

スーパーで販売されているとうもろこしにはなかなか品種が記載されていないため、どの品種のとうもろこしを食べているのか分かりにくいと思います。

通信販売の場合だと明確に品種が記載されているものが多いため、気になった方はぜひ食べてみてください。

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