さつまいもについての素朴な疑問を持ったことある人いませんか?そもそもさつまいもって、野菜なんでしょうか?穀物なんでしょうか?
皆さんはどちらだと思いますか?悩んでしまいますよね。
ユミ
そもそも野菜と穀物ってどういう事なの?
野菜とは?
野菜とは、一般的には食用となる草本植物の総称です。
野菜を大きく分類すると、根菜類(人参、大根など)、茎菜類(ねぎやアスパラガスなど)、葉菜類(キャベツ、白菜など)、果菜類(きゅうり、トマトなど)、花菜類(ブロッコリーやカリフラワーなど)に分けられます。
また、緑黄色野菜、淡色野菜という分類方法もあります。
穀物とは?
穀物とは、植物のうち、でんぷん質を主体とする種子を食用としたもの。
穀物を大きく分類すると、主穀(米、小麦など)、雑穀(ヒエ、アワなど)、菽穀(豆類)、擬穀(そば、キノアなど)に分けられます。
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さつまいもは野菜?それとも穀物?どっちなの?
さつまいもが野菜であるという理由は?
さつまいもが野菜であるという理由はどこからくるのでしょうか?
スーパーで野菜売り場にある
確かにさつまいもは、スーパでは必ず野菜売り場にありますよね。穀物のコーナーにはおいてありません。
ごはんのおかずとして調理されることが多い
穀物である「ごはん」と一緒に食べるおかずとして、調理され食べられますよね。確かに、さつまいも料理はおかずとして食べることが多いので野菜のようです。
日本食品標準成分表では野菜に分類されている
日本食品標準成分表では、野菜のところに分類されています。これは、さつまいもが野菜であることの決定打となりそうですね。
さつまいもが穀物であるという人の意見は?
上記の通り、さつまいもは野菜の根菜類であるようです。しかし、さつまいもは穀物ではないの?という人もいると思います。
どのような意見があるのでしょうか?
昔はさつまいもは米代わりの主食だった?
さつまいもの原産国は中南米であり、日本には1597年に伝来したとされています。
そして、江戸時代の中期に起こった度重なる飢饉による食糧不足の際に、干ばつに強くて育てやすいさつまいもが全国に普及したのです。
そのため、さつまいもは主食である米の代わりとして食べられていたという歴史があります。
国によってはさつまいもが米代わりの地域も多い
さつまいもは干ばつに強く育てやすいので、国によっては、さつまいもを米代わりの主食としています。
オセアニアのパプアニューギニアやアフリカ地域のウガンダは有名です。
しかし、日本にもさつまいもを米代わりにしていた地域があります。それは、現在の沖縄であるかつての琉球地方です。
琉球地方では、さつまいもを「んむ」と呼び、日常の主食として食べていました。
これは沖縄の土地と気候が、さつまいもの栽培に非常に適していたからです。1879年の農商務省の調査結果では、日常食の9割以上がさつまいもだったというデータも残っています。
「んむ煮」と呼ばれる、さつまいもの皮を剥いて煮たものを、しゃもじなどで潰して味付をせずに食べる伝統料理は今もなお食べられています。
ちょっと待って!さつまいもはおやつに食べることも多いから果物なのでは?
けれど、さつまいもはおやつに食べることも多く、スイーツとしても人気がありますよね。なので、果物ではないの?と思う方もいるかもしれません。
しかし果物とは、一般的に木になる食用の果実のことをいいます。よって、さつまいもは果物ではなさそうですね…。
私は…だと思います。
私はやはり、野菜だと思います。土の中になる人参や大根の根菜類の仲間だと思います。
まとめ
さつまいもは、おかずにも主食にもおやつにもなる、とても素晴らしい食材です。これからも、積極的に食べていきたいですね。
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