夏野菜として人気があるとうもろこしは、炒め物や天ぷら、ラーメンのトッピングやポタージュなどさまざまな料理に使われる食材です。
サラダの具材としても人気が高いです。しかし社会科の教科書には穀物と説明されることが多いです。穀物というと小麦や米と同じ仲間になります。
たしかに外国ではとうもろこしを日本の米のように主食のポジションで食べられていたり、小麦のように粉にして薄いパンのようにして食べたりもします。
そんなとうもろこしは、野菜か穀物いったいどちらなのか?今回は詳しく解説いたします。
とうもろこしの芯が茶色かったり赤い時の対処法についてまとめましたとうもろこしが野菜だと言われる理由とは?
とうもろこしが野菜だと思われている理由として、夏野菜として販売されていることを目にする機会が多いことが挙げられます。
野菜たっぷりのサラダの具材としても好まれ、野菜コロッケにもコーンが入っていることが多いです。
またにんじん、グリーンピース、コーンの3つはセットでミックスベジタブル、として販売されており、ベジタブルとつくことから野菜だと思う方は多いと思います。
また穀物というと米やパン、といった主食になり、どちらも水を加えて食用にしています。
とうもろこしは粒にみずみずしさがあるため、あまり穀物というイメージはありません。
またそもそも日本ではとうもろこしを主食として食べることがあまりないことが、とうもろこしは野菜だと思う大きな理由だと思います。
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とうもろこしが穀物だと言われる理由とは?
とうもろこしは米、小麦と並んでよく世界三大穀物と呼ばれます。また食用のみならず、家畜のえさとして、最近ではバイオエタノールの原料として重宝されています。
またとうもころしはイネ科の植物であること、成長するとススキのような姿になることから野菜としてのイメージは湧きにくいです。
日本ではあまりなじみはありませんが、とうもろこしを乾燥させたあと挽いて粉にして、水を加えて焼いたものを外国では主食としてよく食べられています。
とうもろこしの栄養素を見ると、炭水化物が全体の25%と野菜としては高いです。
私の意見はズバリこうです!
個人的にとうもろこしは穀物だと思います。
とうもろこしをかみ締めるとみずみずしさを感じ、サラダに入れて食べることも大好きです。
しかし植物の分類学的にもイネ科であることや、外国では主食として食べる地域が多いことが理由です。
またトマトやレタスをトルティーヤに挟んで食べると、薄いパンで作ったサンドウィッチのような食べ応えがあり、腹持ちがいいので主食を食べたな、という気持ちになります。
この満腹感や満足感は野菜では味わうことができないため、とうもろこしは穀物だと感じます。
ちょっと待ってとうもろこしは果物だ!っていう人もいる?
野菜と穀物どちらか、ということについてご紹介してきましたが、とうもろこしを果物だ、という方がいます。
この考え方は、トマトは野菜ではない、という考え方とルーツは同じですね。果物だと思っていた食材が実は野菜だったということもあります。
そもそも果物とは花を持つ植物が成長し、子房が成長したものです。そのため子房が育ったものであるとうもろこし、ズッキーニ、グリーンピースは果物と言えます。
意外にも栗やヘーゼルナッツといったナッツ類も果物となります。
果物になると動物に食べられることから糞にまぎれることができるため、広い地域での自生可能になり、種の存続に大きな役割を発揮します。
まとめ
とうもろこしはそれぞれの分類方法に当てはまるため、明確に分類することはできません。
とうもろこしは野菜としても穀物としても果物としてのおいしさや特性を持つ万能な食材だったのです。
え?とうもろこしの芯を食べるって本当?栄養があるの? とうもろこしが甘くない!苦いと感じる理由と解決法をまとめました!
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