大根おろしはビタミンも豊富で酵素も取れてダイエットに最適!え!?違うの?
ダイエットを決意して、いざ大根おろしで!!と考えたあなたは頭にハテナが増幅してることでしょう。
大根おろしがダイエットに最適か?それとも逆効果か?そんな疑問を解明して頭も身体もスッキリしていただきましょう!
大根の中が変色する原因は?食べても大丈夫なの?大根おろしダイエットは今でも根強く人気
大根おろしのイメージといえば圧倒的に健康に良い、ダイエットに効果的、ではないでしょうか?
どちらも間違いではなくむしろその通りと言いたいところですが、少し違うとも言えます。
きちんと特徴と作用を理解して使用しなければ逆効果になり得るということです。
何で大根ではなく大根おろしにすると痩せるの?
大根には無くて大根おろしにはあるもの、これってなんでしょう?違いは辛味です。皆さんは大根=辛味がある、そう思ってませんか?
大根には辛味成分は含まれていません。しかし、あることが起きると辛味成分が生成されるのです。
それは大根の細胞に傷が付いた時にもともと持っているグルコシノレートという成分とミロシナーゼという成分とが混ざり合い化学反応の結果、イソチオシアネートという辛味成分が生成されるのです。
そのイソチオシアネートという成分が新陳代謝を促し、血流を良くするためにダイエット効果が得られるという仕組みなのです。
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大根おろしは食べ方を間違えると太る?
前述した通り、大根おろしはイソチオシアネートによって新陳代謝が活発になり血流を良くなることでダイエット効果に繋がるというお話をしました。
では、ただひたすら食べたらいいでしょうか?大根おろしを単純にただ食べるというのはなかなか過酷ではないですか?
せめて味付けしたい、何かと一緒に、料理に加えて、などなど出来る限り食べやすくて長く続けられて、苦にならないようにしたいものです。
ではどうするのが理想的なダイエットに繋がる大根おろしの使い方なのでしょうか?
大根おろしを単体で食べる分には太らない
純粋な大根おろしのみのカロリーや糖質はどれくらいなのでしょうか?
カロリーは100gあたり18kcalで大根と変わりません。当然、形状が変わっただけなので当たり前の話です。
ですがあなたが大根おろしを使う時には醤油をかけたりしていませんか?
醤油は100gあたり71kcalですのでかければかける程、要は食べやすくすればするほどカロリーは上がっていくことになります。
では糖質はどうでしょうか?
糖質は100gあたり2.8gですので、こちらも大した数値ではなさそうです。ですが醤油には100gあたり10.1g含まれるのでカロリー同様に加算されていくことが分かりますね。
しかし数値的に見てそれが原因で太るかというと、そうとは言えません。
大根おろしが原因で太る理由は、実は皆さんが有難いと感じているある成分の働きによって思わぬ落とし穴となっていることがあるのです。
大根おろしと合わせる食べ物によっては太る
大根おろしにはジアスターゼという消化を助ける酵素が多く含まれています。これは皆さんが有難いと感じている成分ですよね。
脂っこい料理などに添えて合わせて食べると胃がもたれない、脂質を消化してくれる。これは有難いことです。
しかしこれが落とし穴だということです。
確かに、大根おろしを一緒に食べることでとてもヘルシーになったように感じますし、言ってみれば大根おろしと一緒に食べればプラスマイナスゼロ、そんなイメージ無いですか?
体内では本当にそのプラスマイナスゼロが起きてるのでしょうか?
体内では何が起きてるかというと、プラスマイナスゼロでは無く、プラスプラスなのです。
どういうことかというと、例えば天ぷらを食べる時に天つゆに大根おろしなんていう食べ方が一般的かもしれません。
さっぱりして食べやすくなりますよね。体内でも大根おろしの消化酵素が相まって胃や腸ではその脂質を分解して吸収してくれるので胃がもたれたりしないわけです。
分かりますか?
しっかり吸収できるからもたれないのです。大根おろしを使うことで普段では吸収されなかったものが吸収されやすくなるということなんです。
では吸収されやすくて胃がもたれなくてサッパリ食べやすいと何が起こるでしょうか?
結果的により多く食べれてしまうわけなんです。これが『大根おろしで太る』ということの答えです。
大根おろしと合わせる食べ物でおすすめなものは?
大根おろしと一緒に食べるといいおすすめの組み合わせを見ていきましょう。これはダイエットに限らず健康の面から見た組み合わせです。
まずは、
1. 大根おろし+豚肉
大根のビタミンCと豚肉のビタミンB1の組み合わせが免疫力アップや疲労回復に役立ちます。
ビタミンCは熱に弱いので合わせて調理はNGです。
2. 大根おろし+肉・魚・卵
大根の食物繊維は腸内環境を整える役割があり、細胞を丈夫にする肉・魚・卵のたんぱく質の組み合わせが美肌作りに役立ちます。
また、たんぱく質にはその他にも爪や髪の材料にもなりますが、身体にとって重要とされる部分つまり生命維持に必要な部分へとまずはたんぱく質が使われ、その後に余ったたんぱく質は爪や髪などへと使われていきます。
爪に凹凸がある、柔らかいなどの現象がある人は、たんぱく質が不足している合図です。
3. 大根おろし+納豆
大根の消化酵素ジアスターゼと納豆のカリウムがとても相性がよく、相乗効果が大きく期待できる組み合わせと言えます。
消化促進やむくみの改善にとても良いのでなるべくこの組み合わせで使うことをおすすめします。
また、どちらも低コストなのに含まれる有用成分が豊富なのが魅力です。それぞれの期待できる効果をまとめてみれば一目瞭然。
・殺菌効果
・食欲促進効果
・新陳代謝促進
・美白美容効果&ダイエット効果
・疲労回復
・筋肉や骨を強くする
・整腸作用
・老化防止
・血栓を溶かす
これらが組み合わさってさらに相乗効果があるわけなのでスーパーフードと言えますね。
まとめ
大根おろしの単的なイメージは思わぬ落とし穴を作るということがよく分かりましたよね。
我々が自然から得る事が出来る栄養というものは計り知れません。科学がどれだけ進歩しても植物など自然の恵みを全て解明するのは不可能なのかもしれません。
しかし、すでに解明されたものを知らずにいることはとても勿体無いですし、時にそれは危険に及ぶこともある。大切なのは情報の使い方、見つけ方、そして選び方。
美味しくて健康に良いことだけでなく、落とし穴も未然に防ぐことが出来るような情報もきちんと選んでいただきたいものです。
大根は生で食べたほうが加熱した時よりも栄養がある?注意点は?
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