パセリの正しい洗い方はどうすればいい？調べました！

1年中買うことができて、リーズナブルなパセリは使いやすい野菜ですよね。

みなさんは、料理にパセリを使う時にしっかり洗っていますか？実はパセリを食べる時には正しい洗い方をするのが大切なんです。

その理由と、正しい洗い方についてご説明していきたいと思います。

パセリは生で食べたほうが乾燥パセリよりもいい理由とは？

パセリは正しく洗う必要がある理由とは？

農薬の問題

パセリは害虫に弱く、病気になりやすい野菜です。そのため効率良く収穫するためにはたくさんの農薬が使われているとされています。

残留農薬を洗い流すためにしっかり洗う必要があるのです。パセリの農薬についてはこちらを参考にしてくださいね。

パセリって農薬が多い野菜なの？安全な野菜なの？調べてみました！

汚れや土が残っている

パセリの葉っぱは独特な形をしています。小さく縮んだ形をしているので、その部分に汚れや土が溜まりやすくなっているのです。

だから、しっかり洗ってきれいな状態にする必要があるのです。

きちんと洗わないと青臭さが残る？

パセリには独特の苦味や青臭さがあります。これが苦手な方は多いでしょう。

パセリはきちんと洗うことでこの苦味を和らげることができます。しっかり洗わないと青臭さが残ってしまうので気を付けましょう。

しかし、逆にパセリの苦味が好きな方は洗いすぎないようにしてくださいね。

洗わないとシャキッとしない

パセリは乾燥しやすい野菜です。そのため新鮮さが失われるとすぐにクタッとなってしまのです。

しかし、正しく洗うことでシャキッとした新鮮さが戻ってきます。お肉の付け合わせなどにする時には、みずみずしい状態になったパセリを使いたいですね。

正しいパセリの洗い方とは？

パセリを洗う目的は「農薬を落とす」「汚れを落とす」「苦味を落とす」「新鮮さを取り戻す」です。そのための正しい洗い方をご説明しましょう。

1つ目は「流水で洗う」です。

農薬のほとんどは水溶性のものなので、水で洗い流すことができます。1分ほど流水で丁寧に洗いましょう。ぬるい水だと苦みが出てしまうため、夏場は氷水を使うと良いです。

また、葉っぱに汚れが目立つ時には、ボウルに水を入れてパセリの葉を水の中で振り洗いすると良いでしょう。

2つ目は「重曹水で洗う」です。

流水で1分洗った後に重曹水につけます。掃除用ではなく調理用の重曹を使ってくださいね。

大きなボウルに小さじ1杯の重曹と水を入れます。そこにパセリを入れて1分ほどつけておきましょう。

農薬や付着している汚れは酸性なので、アルカリ性である重曹が効率良くきれいにしてくれるとされています。

3つ目は「塩水で洗う」です。

流水で1分洗った後に塩水につけます。

大きなボウルに大さじ2杯の塩と水を入れます。そこにパセリをつけて5分ほどつけておきましょう。塩には殺菌作用があるのできれいな状態になるとされています。

水につけすぎるのはNG！

パセリの苦味、農薬、汚れを取るために長時間水につけている方もいます。

でも、長く水につけていると、栄養成分やうま味成分まで流れ出ることになります。水につける時には数分を目安にしてください。一晩つけておくのはNGです。

また水につけた後はキッチンペーパーなどでしっかり水分を取りましょう。特に冷凍保存する時には完全に水分を取るようにすると美味しさをキープすることができます。

あとがき

今回は、パセリの洗い方についてご紹介してきました。野菜は土や汚れがたくさんついているものです。

パセリは特に汚れがたまりやすい形をいるのでしっかり洗うことが必要です。さらにパセリには農薬が多く使われています。

この農薬をきちんと洗い流すためにも正しく洗う必要があるのです。安心して食べるために丁寧に洗ってくださいね。

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