たけのこのあく抜きには「米ぬか」が使われます。米ぬかにはたけのこのえぐ味成分を抑制する働きがあるからです。
皮つきのたけのこと一緒に米ぬかがついていることもありますが、普通のご家庭には米ぬかはあまりないかもしれませんね。
でも心配ありません!米ぬかがなくても色々なもので代用することができるのです。米ぬかの代わりになるものを紹介していきましょう。
たけのこのあく抜き方法は米ぬかやとぎ汁!簡単なやり方は?米ぬか以外でたけのこのあく抜きをする方法は?
重曹
「重曹」を使うと短時間であく抜きをすることができるのでオススメです。
たけのこを半分に切り、たけのこが入る大きな鍋にたけのこと重曹を入れた水を入れて沸騰させます。
1Lの水に重曹小さじ1杯の割合になるように重曹を入れてください。重曹を入れすぎると味が悪くなる場合があるので注意してくださいね。
ゆで時間は約30分。たけのこに竹串を通してスッと通ればOKです。
電子レンジ
なんと「電子レンジ」であく抜きする方法があります。ポイントは小麦粉と米を使うことです。
たけのこの皮を剥き4~8等分に切り耐熱ボールに入れます。たけのこがかぶるくらいの水と小麦粉と米を投入。たけのこ1本に対して、小麦粉大さじ2、米大さじ2の量を入れます。
電子レンジ600Wで10分加熱し、粗熱がとれたら水洗いして完了です。非常に簡単なあく抜き方法ですね。
牛乳
ちょっともったいないですが「牛乳」を使ってあく抜きをすることもできます。
たけのこが入る大きな鍋に、たけのこと水と牛乳を1:1の割合で入れます。
沸騰したら落とし蓋をして約1時間柔らかくなるまで茹でます。牛乳は吹きこぼれやすいので注意してくださいね。
唐辛子
米ぬかやとぎ汁であく抜きをする時には「唐辛子」を一緒にいれることがあります。でも唐辛子だけでもあく抜き効果があるのです。
たけのこ1本に対して唐辛子2~3本と使います。大きな鍋にたけのこと水を入れて唐辛子を入れます。
沸騰したら弱火にして柔らかくなるまで約1時間茹で、冷めるまで放置します。
鷹の爪
「鷹の爪」は唐辛子の一品種です。
唐辛子を乾燥させたものを鷹の爪とも言いますね。鷹の爪も唐辛子同様にあく抜き効果があります。
たけのこ1本に対して鷹の爪2~3本を使いますが、乾燥しているものは辛味が強いので1~2本にすると良いでしょう。
大きな鍋にたけのこと鷹の爪、たっぷりの水を入れて約1時間茹でます。そのまま自然に冷めるまで放置しておきましょう。
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たけのこのあく抜きを忘れた!する必要がないって本当?
米ぬかがない時に代用できるあく抜き方法についてご紹介してきましたが、実はあく抜きが不要なケースもあるんです。
1つ目は「新鮮なたけのこ」である場合。
たけのこは採った瞬間からあくが増えはじめます。つまり採ったばかりのたけのこはほとんどあくがないのです。
鮮度が良いたけのこを使う場合にはあく抜きをする必要はなくそのまま水で茹でるだけで良いのです。
2つ目の「あく抜き不要の品種」である場合です。
スーパーで売られている太いたけのこは「孟宗竹(もうそうちく)」という品種です。それ以外にも様々な品種のたけのこがあるんです。
その中でも「根曲がり竹」「寒山竹」という品種のたけのこは、もともと苦味やえぐ味がないため、あく抜きする必要がないんです。
たけのこの種類は豊富!どの品種が味がいいの?まとめ
たけのこのあく抜きは「米ぬか」がないとダメと思われていますが、調べてみるとたくさんの素材を使ったあく抜き方法がありました。
「重曹」「とぎ汁」「牛乳」「唐辛子」「鷹の爪」、さらに「小麦粉」と「米」で電子レンジであく抜きできる方法までありました。
これなら気軽にたけのこのあく抜きに挑戦できそうですね。ぜひ試してみてください。
たけのこの苦い時の対処法と苦味を緩和する方法を調べました! たけのこの名産地はどこ?美味しいたけのこは産地じゃなくて鮮度?
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