はっさくは栄養価が高くおすすめな果物!しかし食べ過ぎは厳禁?

はっさく

冬から春にかけて美味しい果物といえば柑橘類の果物だと思います。ぬくぬくとコタツに入りながらみかんの皮を剥く方も多いと思います。

柑橘類といえば確かにみかんですが、実ははっさくも旬の果物だったりします。

ユミ

はっさくってみかんより少し苦かったりすっぱいイメージがありますが、その分栄養が豊富そうで健康志向の方には気になる果物ではないでしょうか?今回調べてみました!
この記事に書かれている内容
  • 八朔の栄養素一覧
  • 八朔を食べると期待できる効能
  • はっさくを食べすぎると起こりうる弊害

 

はっさくはっさくの旬の時期はいつ?収穫時期に食べても美味しくないって本当?

はっさくに含まれる栄養素の効能一覧!

栄養素の一覧(可食部100gあたり)
  • エネルギー:45kcal
  • たんぱく質:0.8g
  • 脂質:0.1g
  • 炭水化物:11.5g
  • 食物繊維:1.5g
  • βカロチン:110ug
  • ビタミンB1:0.06mg
  • ビタミンB2:0.03g
  • ナイアシン:0.2mg
  • ビタミンB6:0.07g
  • 葉酸:16ug
  • パントテン酸:0.3mg
  • ビタミンC:40mg
  • ビタミンE:0.3mg
  • ナトリウム:1mg
  • カリウム:180mg
  • カルシウム:13mg
  • マグネシウム:10mg
  • リン:17mg
  • 鉄:0.1mg

ユミ

八朔の栄養素で特に注目をしたいのは「食物繊維」「ビタミンC」「カリウム」ですね!

 

はっさくを食べると期待できる効能は?

  • 疲労回復
  • 便秘解消
  • 高血圧予防
  • 血液サラサラ効果
  • 抗酸化作用
  • 抗がん作用
  • 美容効果
  • アンチエイジング効果
  • 貧血予防
  • 風邪予防
  • 食欲抑制

ユミ

そんなに多い効能が期待できるの?次の項で一つ一つ確認してみたいと思います。
 

はっさくに含まれる栄養素の効能をまとめてみた!

はっさく

クエン酸の効能は?

クエン酸は、レモンや梅干しなどに含まれる酸味成分です。清涼飲料などに含まれていることで有名ですよね。

疲労回復の効果があることで知られていますが、「胃を活発にする」「血流を良くする」「食欲を促す」「ダイエット効果」など様々な効能があります。

βークリプトキサンチンの効能は?

βークリプトキサンチンは抗酸化作用のあるカルテノイド色素です。骨粗しょう症のリスクを軽減することで注目されています。免疫力を高めたり、美肌効果も期待できます。

ビタミンCの効能は?

ビタミンCは美容効果、健康効果に優れていることで有名ですよね。コラーゲンの生成をサポートして美肌を導きます。また抗酸化作用があり、ガンや糖尿病、動脈硬化などを予防する効果があります。

葉酸の効能は?

はっさくは妊婦さんに良い果物として人気があります。それは妊婦さんが必要とする葉酸が豊富に含まれているから。

葉酸は水溶性ビタミンです。妊婦さんが葉酸を積極的に摂るように言われる理由は、赤ちゃんの先天性障害である神経管閉鎖障害のリスクを軽減することができるからです。

レバーや大豆に多く含まれており、はっさくもその一つです。

ユミ

妊婦さんにはっさくって食べるととても効果があるかについては下の記事を参考にしてみてください。
はてな妊婦さんにはっさくが良いと言われる理由は葉酸にあり?

 

ビタミンB群が他種類含まれている

ビタミンB群は、生活習慣病を予防するなど、健康維持のために欠かせないビタミンです。

ビタミンB群が不足すると、肌荒れ、目の充血、口内炎などになりやすくなります。

はっさくにはビタミンB群であるビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12葉酸、ナイアシン、パントテン酸が含まれているのです。

ビタミンEの効能は?

「若返りのビタミン」と言われるビタミンEは、優れた抗酸化作用を持っています。

がんや生活習慣病の予防から美肌効果まで幅広い健康、美容効果があります。同じく抗酸化作用のあるビタミンCと一緒に摂ることで効果が高まるとされています。

カリウムの効能は?

カリウムは健康維持のために不可欠なミネラルの一種です。高血圧やむくみ改善、筋肉機能を正常化する効果があります。

その他無機質の効能は?

はっさくには、カリウム以外にもミネラル(無機質)が豊富に含まれています。

骨代謝や歯の健康に効果的な「マグネシウム」、免疫力アップ、美肌効果に優れた「亜鉛」、貧血予防の「鉄」などのミネラルが含まれています。

食物繊維(ペクチン)も豊富!

食物繊維であるペクチンは、血糖値を下げる効果があります。また便秘解消や疲労回復効果も期待できます。

野菜食物繊維には水溶性と不溶性があるって知ってた?

 

ナリンギン

ナリンギンはポリフェノールの一種で苦味成分です。抗酸化作用、抗炎症効果があります。がんやアレルギー予防の効果もあります。

はっさくはっさくが苦いと感じる理由はナリンギンにあり!

 

シネフィリン

酸味成分であるシネフィリンには、交感神経を活性化する効果があります。のど風邪に効果があることでも知られています。

Sponsored Link

はっさくは栄養豊富だからって食べ過ぎたら逆効果な理由とは?

ポイント

太る?

はっさく1個(195g)のカロリーは88kcalです。

はっさくは甘みがあるので高カロリーと思われがちですが、りんごやバナナに比べると低カロリーです。100gあたりのカロリーはみかんとほぼ同じです。

カリウムに注意?

カリウムは過剰摂取すると高カリウム血症になる恐れがあります。手や唇のしびれ、不整脈などになり、心肺停止になる可能性もあるのです。

はっさくにはカリウムが含まれているため、摂取量には注意が必要です。

1日の適量は?

はっさくは低カロリーな果物なので、ダイエットをしている方でも安心して食べることができるでしょう。

しかしカリウムを含んでいるため、食べ過ぎは良くありません。カリウムの1日の摂取量は、成人男性は1日2,500mg、成人女性は1日2,00mgとされています。

はっさく1個に含まれるカリウムの量は351mgとなっています。

1日に何個も食べることがなければ、それほど心配することはないですが、知識として覚えておきたいですね。

ちょっと待って!薄皮も栄養豊富なのご存じですか?

はっさくの薄皮を食べる派、食べない派の方がいると思います。苦みと酸味が強いので苦手な方が多いかもしれませんね。

しかし、はっさくの薄皮には実は栄養が多く入っているのです。

酸味成分であるクエン酸、苦味成分であるナリンギンが豊富に含まれており、健康効果も美容効果もたっぷりなのです。はっさくの栄養を得るためには薄皮も残さず食べたいですね。

ユミ

薄皮の栄養については下の記事を参考にすると良いと思います。
はっさくえ?はっさくの薄皮捨てちゃうんですか?実は栄養豊富ですよ!

まとめ

今回ははっさくの栄養についてまとめてきました。

はっさくは、体に良さそうな果物というイメージをお持ちの方は多いと思いますが、これほどの栄養素が含まれているとは驚きですね。

はっさくの酸っぱさや苦味が苦手という方もいるかもしれませんが、その酸っぱや苦味にもたくさんの効能があるのですね。

たくさん食べて健康維持に役立てましょう。しかし、カリウムを含んでいる果物なので、食べ過ぎには注意してくださいね。

はっさくはっさくといよかんなどの柑橘類の違いと見分け方はこれで完璧! はっさく八朔の保存方法と日持ちさせるコツは?保存が効くレシピは?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です