美味しい野菜は虫にも好まれます。でも買ってきた水菜に虫がついていたら、どうしたらいいでしょうか?
また、その際普通の洗い方でいいのでしょうか?今回は水菜につく虫や洗い方について、紹介させていただきます。
水菜の栄養と効能は?食べ過ぎると体に悪い?水菜は洗い方が甘いと虫が残っていることもある!
水菜に限らず野菜を洗うのは、もちろん付着している土を落とすことと、野菜につく虫を取り除くためです。
特に水菜のような葉物野菜は根の部分に土が付いているのが日常です。充分洗ったつもりでも、洗い方次第では虫がついているかもしれません。
お薦めの洗い方は後ほど説明いたしますが、一旦虫のついた水菜は食べられないのでしょうか?
水菜にはまたどんな虫がつくのでしょうか?
水菜につく代表的な虫は次の3つです。
・アオムシ
・コナガ
・アオムシ
「アオムシ」は紋白蝶の幼虫で緑色をしています。
この虫の場合、虫そのものを取り除いてしまえば、虫喰いされた水菜自体は食べられます。
「コナガ」はアブラナ科植物に取りつく代表的な虫です。
蛾の幼虫で「コナガ」とは、漢字で「小菜蛾」その名の通り、小さい葉につく虫といったところです。
これも「アオムシ」同様、取り除けば食べることができます。やっかいなのは「アブラムシ」です。
「アブラムシ」は半透明の薄い緑色で2~4mm程の大きさの小さな虫です。植物の新芽やつぼみに群生し、植物の汁を吸い育成を阻害します。
致命的なのはウィルスを媒介するため、その水菜は病気にかかっている可能性があります。従って、アブラムシが付着していた水菜は食べられません。
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水菜の洗い方は多種多様!
土と虫を取り除くために、水洗いすると述べましたが、その方法は様々で何通りもあります。
先人達の知恵といえばそうかもしれません。
蛇口でザーツと洗うだけでは虫は落とせない!
先程、述べてきたように虫の付着、食べる、食べれないという前に気持ち悪いですよね。
普通の洗い方では不安です。
水菜はなぜ、ここまで洗い方に拘る必要があるのでしょうか?水菜はご存じのように、細い茎や細い葉がみっしりと生えています。
このため、畑の土が根元の部分から少し上まで入り込んでしまっていることが多いのです。
土だけでなく、虫や卵が付着していることがあります。ですので水菜は数ある野菜の中でも、特にしっかりと洗う必要があるのです。
虫を取り除くおすすめの洗い方は?
まず、土の付着している根元を切り落とします。ボウルに水を張り、他の野菜と同じように茎と茎の間を広げ、そこに水を充てるように洗います。
一見、きれいに見える水菜でも洗った後のボウルの水は汚れているものです。次に一束ずつ束ね、ボウルに張った水に叩きつけます。
これを数回続け、逆に持ち替え数回叩きつけます。そして水を入れ替え、20分程浸けておきます。
食堂の厨房で実践されている方法です。叩きつけることで虫が除かれ、水に浸けることで完全に除去されます。
手間をかけるなら50°C洗いが最強?
多少、手間はかかりますが、お薦めの方法を紹介します。ボウルに50°Cのお湯を張ります。
50°Cはだいたいの目安ですが、同量の水を用意し、片方の水を沸騰させます。
その中で約15秒、振り洗いします。この方法は50°C洗いといって今、注目されている方法です。
水菜についた虫を洗い流せるだけでなく、シャキシャキ感が増すという非常に良い効果があります。
ただ注意しなければならないのは温度が低すぎると雑菌を増幅させてしまいます。また、高すぎますと加熱した状態となってしまいます。
温度管理が大切ですが、実に画期的な洗い方ではありませんか。
しなびた水菜は50°C洗いで復活する!そのやり方は?まとめ
水菜に付着する虫について説明しました。アブラムシには気を付けて下さい。
水菜の洗い方について紹介しました。根本の部分の茎と茎を広げ、流水を充てるように洗い、葉の部分と根の部分を叩きつけます。
そして水に浸けておきます。特に効果的な50°Cのお湯の中の振り洗い、ぜひ実践 してみてください。
水菜の栄養と効能は?食べ過ぎると体に悪い? 、・
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