ダイエット中でも甘い物が食べたい!でもカロリーが気になる、糖質が気になる、食べるとしたら和スイーツが良さそう。
ダイエット経験者の誰もがぶつかるであろうこの葛藤。
和スイーツは本当にダイエットの邪魔にならないのか。ということで、おしるこやぜんざいがダイエット向きな和スイーツかどうかをお教えしましょう。
おしるこは日持ちする?冷蔵庫と冷凍庫どっちが保存が効くの?おしるこやぜんざいのカロリーって一杯どれぐらいなの?
なんと言ってもカロリー!ダイエット中はカロリー表示に敏感になっていることと思いますので、まずはおしることぜんざいのカロリーをお見せしますね。気になる糖質の量も併せてお見せします。
おしることぜんざい、それぞれ100gに含まれるカロリーと糖質は、
- おしるこが223kcal、糖質46.9g
- ぜんざいが202kcal、糖質42.5g
です。
どうですか?これ多いの?少ないの?
ダイエット中であることを前提にした場合、摂取しようとする間食としてのカロリーと糖質を考えての答えは、明らかに『多い』と言えますね。
カロリーを考えるとダイエット向きの食べ物ではない
前述の通り、おしるこもぜんざいもダイエット中に食べるべきではないと言えます。
それぞれ1杯もしくは1品を食べて摂取されたカロリーと糖質を消費するために必要な運動を挙げてみましょう。
- ウォーキング160分〜200分
- ジョギング60分〜90分
- サイクリング40分〜60分
- スイミング40分〜60分
※性別、年齢等すべてを一般体型の平均値でおおよその数値を算出しておりますので個人差があります。
このように代償は大きいですね。
「やっぱり、、、」そんなため息が聞こえてきそうです。
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では何故おしるこやぜんざいはダイエット向きと言われているの?
ダイエット中の方にとってここまでの内容は、なんて恐ろしい食べ物なんだと思われるかもしれませんが、そんなおしるこやぜんざいにも実はメリットがあるのです。
それがダイエット向きだとも言われる所以でもあります。
ポリフェノールで基礎代謝アップ
おしるこやぜんざいに使われている小豆にはポリフェノールが含まれており、血管の強度を上げ血液の流れをスムーズにする働きがあります。
その結果、血流が上がることで体温が上がりカロリー消費に繋がる基礎代謝アップが見込めるわけです。
基礎代謝が上がることで、普段と同じ行動でも消費するカロリー量が上がりますのでカロリーを貯めにくい身体作りが出来ると言えます。
食物繊維で腸内環境の改善
あずきに含まれる食物繊維により腸内環境が整うというものです。では腸内環境とダイエットがどう関係してるのでしょうか?
腸内には宿便と呼ばれる老廃物が蓄積していきます。
成人の腸内にある宿便は3〜5kgと言われていますので、それが体外に老廃物として排出されるだけで体重が同量減ることは単純ですね。
見た目にも宿便によるポッコリお腹が解消されたり、また胃で分解された栄養素の約80%を腸で吸収すると言われています。
老廃物が壁となり吸収の妨げとなったり、老廃物と共に吸収されることで肌荒れや吹き出物など身体の表面にも悪影響が及ぶとされています。
サポニンで中性脂肪を減少
あずきに含まれる苦味やエグ味の素となるサポニンは主に豆類に多く含まれている成分で腸の中で余分な脂肪が蓄積されるのを防ぐ効果があります。
また、脂肪燃焼効果のあるアディポネクチンという成分の分泌を促す効果があるため中性脂肪が燃焼されやすくなります。
結局ダイエット向きなの?太るの?私の見解は・・・
これらを踏まえた上で、おしるこやぜんざいは果たしてダイエットに有効な食べ物なのか。
やはり答えはNOです。
これはあくまでも「ダイエットに向いているかどうか」という観点からの答えです。
しかし、ダイエットをメインにした考えではなかった場合、甘味の中では太りにくい食べ物であると言えるのではないでしょうか。
まとめ
ダイエットを志す上で一番重要なのは、制限だけで体重を減らすという考えを捨てることです。
カロリー、糖質の低いものを選ぶ、これはとても大切なことですが、食事の量や回数を減らすことで当然体重は減ってきます。
しかしこれは逆効果です。それよりも消費する、カロリーを使うということに重点を置き、量や回数を変えずに栄養のバランスを意識することが重要です。
そういう意味では15時のおやつをおしるこやぜんざいに変えることはあながち間違った選択ではないとも言えるのではないでしょうか。
おしることぜんざいがダイエットに適した食べ物かどうか。どちらもメリット、デメリットが存在しており最も危険なのは何も知らずに何となくのイメージで判断することですね。
しっかり運動をして消費を促すことが出来るのであればダイエット中の良い間食になり得るが、そうでない場合はやはりリバウンドに繋がる危険な食べ物であったりする。
自身の身体のコントロール次第というわけです。
摂取と消費をしっかりと把握することが出来れば、不可思議なダイエットにはなりません。
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