冷凍野菜コーナーで見かけることが多いそら豆。しかし初夏に入るとともにさやつきのそら豆を店頭で見かけることが増えるかと思います。
新鮮なものだと茹でずに生で食べることができたり、そうでなくても天ぷらや煮物、炊き込みご飯など料理のレパートリーが多いそら豆ですが、旬の時期はいつなのかご存知でしょうか?
旬のものはより栄養もあり、うまみも一層強いですよね。おいしいそら豆をもっとおいしく食べることができるように、今回は旬の時期と新鮮なそら豆の選び方をご紹介します!
そら豆の薄皮ごと食べる人もいる?あなたはどっち派?そら豆の旬の時期っていつ?
そら豆の旬の時期はズバリ初夏です。秋に種を蒔いて、年を越した春頃に花を咲かせて実をつけます。
しかし育成場所の気候によって収穫時期は変動してきます。最初に出荷されるのが鹿児島など九州地方で収穫されたそら豆です。
早くて1月遅くて3、4月頃には出荷されます。次に出荷されるのは愛媛県などの四国地方や千葉県などの比較的温暖な地域で育成されたもので、4月~6月頃に出荷されます。
最後に出荷されるのは関東よりも北の寒冷な地域で育成されたもので、そら豆最後の旬の時期である6月~7月を飾ります。
旬のそら豆ってどういう風に美味しいの?
旬のそら豆は豆特有の青臭さがなく、柔らかい食感が特徴的です。
苦手な方も食べることができるのではないでしょうか?最初に出回る鹿児島県産のものはコクが感じられます。
また次に出回るものは4月~6月と旬の時期そのものなので、フレッシュな瑞々しいおいしさを感じることができます。
スーパーで新鮮で旬のそら豆の選び方は?
店頭で並ぶ期間が短いそら豆ですが、その中でもより新鮮なものを選びたいですよね。
新鮮なそら豆の選び方として、まずさやつきのものを選んでください。さやから剥いてしまうと傷むスピードが速くなってしまうからです。
そして色が濃く鮮やかな色をしていてつやがあり、しっかりと膨らんでいて実に重たさがあり弾力性を感じることのできるものを選びましょう。
さやの表面や筋の部分が茶色いものはすでに傷んでしまっているため、購入にはおすすめしません。
そもそもそら豆ってどこが主な産地なの?
全国各地で作られていますが、全体の流通量の約25%を占める産地が鹿児島で、千葉、茨城、愛媛、長崎と続きます。
そら豆は地中海沿岸や西南アジアが原産地であるため、暖かい地域が有名な産地であることが多いです。
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旬のそら豆を味わうおすすめの食べ方は?
旬の時期は生のままのさやつきで販売されていることが多いです。
収穫したてや旬の時期の新鮮なものは柔らかいです。そのため冷凍のそら豆では味わうことができない生のままで食べることをおすすめしています!
初夏にしか生のそら豆が出回らないことと、冷凍のものはほとんどが塩茹でされてから急速冷凍されて店頭に並んでいる場合が多いため、旬の時期にしか食べることができません。
もちろん加熱して食べてもおいしく食べることができます。この場合おすすめなのが、さやつきのまま焼いて食べることです。
切り込みなどは入れずにさやつきのまま焼いて調理すると、さやの中で蒸し焼きの状態となり、うまみやコク、香りが逃げません。
その状態で蒸し焼きとなるので、茹でたものとは別のほくっとしたおいしさを味わうことができます。
まとめ
新鮮なそら豆を購入できる期間が短いからこそ、より新鮮なものを選んで食べたいですよね。
さやつきのままで購入しても他の野菜と比べると傷むスピードは速いため、購入後はすぐ食べるようにしましょう!
それぞれの産地により味や風味が少しずつ異なるため、自分好みのそら豆の産地を探すことも楽しそうですね。
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