かぼちゃの皮の簡単なむき方を紹介！むく前に一工夫すればいい？

少しごつごつしていて、皮も実も硬いかぼちゃ。秋や冬に食べ頃を迎えますよね。

シチューやコロッケにしようとして包丁で皮の部分を切り取ろうとすると刃が滑って手や指を切りそうになったことはありませんか？

また天ぷらのように火が通りやすい薄さに切ることも難しいです。しかし実は、かぼちゃの皮を簡単にむける方法があるのです！

そこで今回は簡単なかぼちゃの皮のむき方をご紹介します。これを知ったらかぼちゃを調理するとき、億劫な気持ちにならないで済み、料理のレパートリーが増え段取りもよくなりますね。

かぼちゃの皮は固くてとてもむきづらい！

まな板に対して完全に安定する形ではなく、皮も実も硬さがあるかぼちゃ。

皮をむくだけでなく実も切りにくい野菜としてのイメージが強くあります。どうしたら簡単にそして安全に皮をむくことができるか、3種類の方法を紹介します！

かぼちゃの皮は、一般的に包丁もしくはピーラーでむきます。

包丁でかぼちゃの皮をむくには、まず半分に切ってから種とワタを取ります。硬いヘタをたまねぎの芯をとるようにV字に切り落とします。

その切り落とした部分と反対側のお尻の部分の皮もまたV字に切り落とします。次に下のほうから包丁全体を使って、切り落とすように削ぎながら皮をむいていきます。

力任せにすると滑ってしまい怪我をする要因になってしまう為、包丁を前後に滑らせるようにしてください。こうして下のほうがむき終わったら、一段上の部分をむいていきます。

同じように削ぎながら皮を切り落としていきます。最後に細かい部分の皮が残ると思うので、残った部分も丁寧に切り落としながらむくと、綺麗にむき終わります。

ピーラーでかぼちゃの皮をむく場合も最初の手順は同じで、まず半分に切ってから種とワタを取ります。

このとき4分の1のサイズに切ってもいいです。次にまな板の上に動かない向きに置きます。下にタオルを置くとさらに滑りにくくなります。

最後に皮のむきやすいところからピーラーを滑らせると、あっというまにむき終わります。このときピーラーでも怪我してしまう可能性がある為、気をつけながら行ってください。

かぼちゃの皮の溝の部分など、細かい部分が残ってしまった場合は包丁でとってください。またむきにくいときは、同じ方向でむくのではなく縦横に向きを変えると綺麗にむくことが出来ます。

かぼちゃ専用のピーラーとして、貝印から「Broad Beans ラクラクかぼちゃピーラー」というものも発売されています。

電子レンジで加熱したあと、皮を簡単にむくことが出来ます。熱いのでやけどに注意しながら皮むきを行ってください。

包丁やピーラーを使用した場合と同様に、まず半分に切ってから種とワタを取り、丁寧に洗います。その後水気を取らずにラップで包みます。

このときに食べやすい大きさや料理で使いたい大きさに切っておいてください。

次に500wの電子レンジの場合は、2～3分加熱し、かぼちゃの粗熱が取れるまで置いておき、粗熱が取れたら菜箸を刺し柔らかくなっているか確認します。

このときまだ硬ければ追加で2～3分加熱してください。その後まな板の上に実と皮が立つように縦向きに置いて、その境目に包丁を入れると簡単に皮がむけます。

もしかぼちゃサラダや、電子レンジでの加熱しそのまま食べる場合には、上記よりも加熱時間を長くして実をもっと柔らかくします。そうするとスプーンで皮をぺろっとむくことが出来ます。

今回はかぼちゃの皮のむき方を紹介しましたが、かぼちゃの皮には実よりも多くの栄養成分が含まれています。

むいたかぼちゃの皮は捨てずに調理して、栄養素を余すことなくいただきましょう。

かぼちゃの皮むきは基本的に包丁やピーラーを使うのですが、少しでも簡単に皮をむく方法は電子レンジを使うと良いと思います。

また無理に皮をむこうとして包丁などで手を怪我しないように注意してください。