さくらんぼはとても美味しいですよね。さらに栄養もたくさんあってついつい食べすぎてしまう事もあると思います。
しかしさくらんぼって食べすぎると体に悪いのか気になっちゃいますよね。どんな食べ物も食べ過ぎは良くないといいますし。
ユミ
さくらんぼの栄養と効能
- カロリー60kcal
- 水分83.1g
- タンパク質1.0g
- 脂質0.2g
- 炭水化物15.2g
- 灰分0.5g
- コレステロール0
- 食物繊維1.2g
- カロテン98μg
- ビタミンE 0.5mg
- ビタミンB1 0.03mg
- ビタミンB2 0.03mg
- ビタミンB6 0.02mg
- ナイアシン0.2mg
- 葉酸38μg
- パントテン酸0.24mg
- ビタミンC 10mg
- ナトリウム1
- カリウム210mg
- カルシウム13mg
- マグネシウム6mg
- リン17mg
- 鉄0.3mg
さくらんぼを食べることによって期待される効能は?
栄養価から、さくらんぼを食べることで期待できる効能は大きく三つあります。
一つ目は高血圧の予防。さくらんぼのカリウムには利尿作用があり、適度に食べればむくみや慢性腎臓炎を抑えることができます。
さくらんぼの実だけでなく、軸の部分にもカリウムが多く含まれているので、煎じて取り込むのも効果的です。
二つ目の効能は便意解消。食物繊維や、ソルビトールの作用で便通がよくなり、腸の動きも活発になるとされています。
三つめは貧血予防。さくらんぼに含まれる鉄分は100g中0.3mgです。この数値は果物の中ではかなりのトップクラスと言える量です。適量を食べることで鉄分の補給もできます。
最後に挙げるのはアンチエイジング。さくらんぼが豊富に含むβカロテンには抗酸化作用があり、肌の状態を良くしたり体のメンテナンスをしてくれます。
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さくらんぼを食べ過ぎると体に悪いって本当?
甘酸っぱくておいしいさくらんぼですが、たくさん食べ過ぎるとどうなってしまうのでしょうか?
下痢や腹痛になる?
おなかを下したり、痛くなるという説がありますが、これは実はさくらんぼのソルビトールと食物繊維の仕業なんです。
ソルビトールというのは医療用に緩下剤にも使われる成分で、おなかをゆるくする作用があります。
薬としての使用基準は7~28ml/日の上限なしです。そのソルビトールが、さくらんぼ100g中には2.3gの含まれていますので、確かに食べ過ぎるとおなかに過剰に作用してしまうのも頷けます。
また、さくらんぼには100g中1.2gの食物繊維も含まれています。
食物繊維は便のかさを増したり、お通じをスムーズにする働きがありますので、こちらも食べ過ぎるとおなかを下してしまいます。
おならが出やすくなる?
前述したソルビトールと食物繊維によって腸の動きが活発になれば、おならも出やすくなってしまいますね。
吐き気が出ることも?
さくらんぼの食べ過ぎによる症状の一つとして吐き気がありますが、これもソルビトールの仕業。おなかの調子が悪くなると、それと連動して吐き気を催すことがあるそうです。
カロリーはどれぐらい?太っちゃう?
さくらんぼは1粒当たり5.2g程度であるとして、100g(20粒)食べると60kcalです。
これだけ見るとカロリーは高くないのでおやつ程度にはちょうどいいかもしれませんが、100粒食べると300kcalにもなってしまいます。
一気に100粒も食べることはあまりないかもしれませんが、食べているうちについつい手が止まらなくなってしまう、ということもありますので、適度な量を心掛けましょう。
1日に食べるさくらんぼの適量は?
一日に食べる果物の量は200gが適量とされていますので、さくらんぼに換算すると40粒くらい。
40粒もさくらんぼを食べるとそれなりにおなかが膨れると思いますので、食べ過ぎておなかを壊したり、苦しくなったりしないよう食べる量には気を付けましょう。
まとめ
おいしいさくらんぼも、度を越えて食べ過ぎると体に良くないことがわかりました。
主におなかを壊したり吐き気がしたりと、胃腸への負担が大きいようです。せっかくのおいしいさくらんぼですから、しっかり味わいたいものです。
食べすぎには十分注意して、おいしく食べましょう!
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