秋になるとスーパーや農産物直売所では、所狭しとたくさんの種類のきのこ類が並びますよね。
その中でも私たち日本人の一番身近にあるキノコは、やはり椎茸ではないでしょうか?
お値段もお手頃で美味しくて色々な料理に使えてヘルシーというイメージから、人気があるキノコですよね。
この椎茸の栄養や効能について皆さんご存知ですか?そして、食べ過ぎたら私たちの体に悪影響を及ぼすことがあるのでしょうか?
そこで、今回は椎茸について徹底検証していきたいと思います。
椎茸は生で食べても大丈夫?実は毒があってとんでもないことになる?椎茸の栄養と効能は?
- エネルギー:19kcal
- 水分:90.3g
- たんぱく質:3.0g
- 脂質:0.3g
- 炭水化物:5.7g
- 食物繊維:4.2g
- 鉄分:0.3mg
- マグネシウム:15mg
- 葉酸:44μg
- カリウム:280mg
- ビタミンD:0.4μg
期待される効能は?
椎茸にはどんな効能が期待できるのでしょうか?
まずはカロリーですが、100g当たり19kcalと非常に低カロリーな食品です。そのため、ダイエット中でもカロリーを気にせず食べることができます。
次に食物繊維ですが、椎茸は他のきのこ類と同様に食物繊維が多いとされており、便秘の改善や整腸効果が期待できます。そして食物繊維が豊富なので、満腹感を得られます。
そしてカリウムは、ナトリウム(塩分)を排泄する役目があり、血圧の低下やむくみの改善などに効果があります。
また、椎茸に含まれる成分を精製するとできるレンチナンは胃がんなどの抗がん剤として注目を集めています。
こんなに素晴らしい効能があったなんて驚きですよね。
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椎茸を食べすぎると体に悪い?
このように多くの効能が期待できる椎茸なので積極的に食べたいですよね。しかし、どんなに体に良い食べ物でも食べ過ぎは注意です。
カロリーは?太る?
椎茸はカロリーが非常に低く、ダイエット向きの食材であることは事実です。しかし、椎茸自体の味は比較的薄いので、調理の際に油類や調味料を多く使います。
そのため、椎茸自体はカロリーが低くても、調理後の料理のカロリーや塩分が気になります。食べ過ぎには注意しましょう。
胃腸に良くないって本当?
また、椎茸の食べ過ぎは胃腸に良くありません。椎茸には食物繊維が豊富に含まれています。
この食物繊維には、不溶性食物繊維と可溶性食物繊維があり、椎茸には不溶性食物繊維が多く含まれています。
この不溶性食物繊維には、便のかさを増す、超運動を活発化して便通をよくする、体内の有害物質を体外へ派出するなどの働きがあります。
しかし、食べ過ぎると、不溶性食物繊維は消化されにくいので、胃痛や腹痛、下痢などを起こします。
干し椎茸は痛風になる?
椎茸は生で食べるよりも、乾燥させて干し椎茸にすることで、栄養価もうま味もグンと上がります。そのため、高栄養食材として人気があります。
しかし、干し椎茸には100g中にプリン体を379.5mg含んでおり、尿酸値を上げて痛風になるリスクを高める食材ですので、尿酸値が気になる方は摂取量に注意したいです。
しかし、干し椎茸はそのまま食べることはなく、水で戻して調理します。そして、水溶性のプリン体の多くは戻した水に溶けだします。
なので、戻した干し椎茸を調理したものはあまり気にしなくても大丈夫です。
ただし、尿酸値が気になる方は戻した水をだし汁に使わないなどの対策をしましょう。
1日の摂取量の目安は?
1日の椎茸の摂取量の目安は50g程度です。食べ過ぎには注意しましょう。
まとめ
椎茸にはこんなに素晴らしい効能と高い栄養価があるんですね、今夜にでも食べたくなりましたよね。しかし、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼすこともよく分かったと思います。
食べ過ぎには十分注意して、体に良くて美味しい椎茸を食べましょう。
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