買ってきた里芋を保存しておいて使おうというときに、里芋に白いふわふわが!なんて経験はありませんか?
もしかして里芋にカビ?!なんて慌ててしまいますよね。
そんな時、どうしたらいいのでしょうか?里芋のカビと対処法について見ていきましょう。
里芋は生で食べられる?腹痛や下痢の原因になることも?里芋の皮に白い綿のようなカビが!これって食べてもいいの?
里芋の表面に白いふわふわを見つけた場合、カビが発生しているパターンがほとんどです。
とはいえ、カビが付着しているのは皮の部分だけ?だったら中身は食べても大丈夫?それとも里芋自体食べない方が良い?と迷ってしまいますよね。
そんなお悩みに対して、どのような意見があるのかまとめてみました。
皮程度なら食べても大丈夫だという意見も
表面にカビが付着しているだけならば、カビを取り除いたり皮を剥けば大丈夫、という意見が多く見られました。
カビてしまった分、風味が落ちてしまうこともありますが、体にさほど影響はない、ということでした。
カビそのものを落としてしまえば他の部分は影響を受けない、ということですね。
カビは表面を取り除いても大丈夫じゃないという意見も
そもそもカビが生えた時点でその里芋は廃棄すべき、という意見もありました。
一つの里芋の表面にカビが生えたということは他の里芋もカビ菌に接触しているということだから、決して安心とは言えないからです。
ましてや、カビ菌が根を張ってしまっていたら表面のカビを落としたり皮を剥いただけでは十分ではないということです。
私の意見は?
個人的な意見としては、やはりカビが生えてしまった里芋はもったいないですが廃棄する方が安心だと思います。
胃腸やその他自分の体調に自信がある場合はともかく、あまり胃腸が強くないので不安材料は取り払いたい、というのが正直なところです。
もったいないとは思いつつ、菌類の繁殖は目に見えづらい部分もあるので、心配になりながら食べるよりは安心して食べられる方を選択したいですね。
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里芋がカビ臭い!これは食べても大丈夫?
ふわふわしたカビだけでなく、はっきりとは目に見えないケースもあります。里芋がカビ臭い場合などは、「もしかしてカビが生えてる?」と疑ってしまいますよね。
里芋がカビ臭い場合は、必ずしも里芋そのものがかびているとは限りません。というのも、里芋についてきた土がカビていることもあるのです。
この場合は土そのものを洗い落とし、皮をしっかり剥けばカビ対策としては十分でしょう。
ただし、皮を剥いて洗ってもまだカビ臭いという場合は里芋の中身もカビにやられてしまっているので食べない方が良いでしょう。
食べちゃダメな里芋の見分け方は?
表面がカビているので皮を剥いてみたところ、里芋の様子が普通と違う場合はどのように判断すればよいのでしょうか。
食べても問題のないもの、食べてはいけないものについて、里芋の色から判断する基準をまとめました。
里芋の色が茶色
茶色くなっている部分は里芋自体が傷んでいる証拠なので食べないようにしましょう。
特に気にならない方は茶色い部分のみ取り除いて食べてしまう方が多いようです。
里芋の色が赤い
里芋の赤い部分はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるものです。
食べても体に問題はありませんが、硬くて食感も味も落ちていますのであまりおすすめはしません。
里芋の色が緑
里芋が日光で葉緑体を増やすと緑色に変色します。見た目で躊躇してしまいますが、実は食べても大丈夫。
ただし、同じ芋でもじゃがいもが緑色になっている場合はソラニン、チャコニンといった食中毒の原因となる物質ですので、食べないようにしましょう。
まとめ
里芋がカビてしまったとき、食べられるかどうかは迷うところですよね。体が弱っているときや、子どもやお年寄りなど食べ物に気を付けたい方は食べない方が無難かもしれません。
カビが表面についていた場合でも皮を剥いて、中身に問題がないかどうかしっかりと判断したうえで食べるようにしましょう。
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