パセリが料理にトッピングされているとおしゃれなメニューに見えます。レストランの料理にはよくイタリアンパセリが使われていますよね。
しかし、もしかしたらイタリアンパセリにそっくりなあのハーブかもしれません。そのハーブとは「パクチー」です。
強烈な味と香りで非常にインパクトがあるハーブですが、イタリアンパセリとそっくりの葉っぱをしているのです。
ここでは、パセリとパクチーの違いについてご紹介したいと思います。
ユミ
パセリとは?
パセリにも種類は複数ある?
パセリはセリ科の多年草です。ヨーロッパ南東部、アフリカ北部が原産です。日本で親しまれているのは、「カーリーパセリ」と「イタリアンパセリ」です。
その他にもいろいろな種類のパセリが存在します。詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。
パセリの種類ってどれぐらいあるの?調べてみました!
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パクチーとは?
実はスパイスとして馴染み深い?
パクチーはセリ科の一年草です。南ヨーロッパ、地中海沿岸が原産です。
タイ料理や中華料理をはじめエスニック料理に使われるハーブです。独特な風味があり、少量入れただけでも料理の味が大きく変わります。
数年前にはパクチーを使った料理が注目され「パクチーブーム」が起きました。
また、パクチーを食べたことがない方でも、スパイスである「コリアンダー」は食べたことがあるでしょう。カレーのスパイスとして有名です。
実はパクチーとコリアンダーは同じ植物なのです。葉っぱをそのまま食べるのが「パクチー」、葉や果実をパウダー状にしたものが「コリアンダー」とされています。
イタリアンパセリとパクチーはとても似ている?違いは?
イタリアンパセリとパクチーの葉っぱはとてもよく似ています。見た目だけではほとんどの方が、違いがわからないでしょう。
しかしイタリアンパセリとパクチーは味と香りが全く違います。だから、葉っぱの匂いを嗅げばすぐに判断することができます。
イタリアンパセリは、カーリーパセリよりも香りと味がやわらかいです。カーリーパセリの香りが苦手でもイタリアンパセリは食べれる方は多いでしょう。
一方パクチーは何とも言えない独特の強い香りが特徴です。臭いがきついことで有名な「カメムシ」の臭いに例えられることもあるほどです。好き嫌いが分かれる香りと味ですね。
イタリアンパセリはその名の通りイタリアンに使われるパセリです。もちろんフレンチなど洋食なら何でも合います。
焼き物や炒め物、サラダ、グラタン、パスタなど、色々な料理のアクセントに使うことができます。それほど強い香りではないので、料理の味を邪魔しないところが使いやすいですね。
パクチーはタイ料理に使われることで有名ですが、東南アジア系の料理に幅広く使われています。ナンプラーと相性が良いので一緒に使われることが多いです。
パクチーも、炒め物、サラダ、スープなど色々な料理に使うことができます。
しかし、イタリアンパセリと違い、パクチーが入ると料理全体がパクチー味になるので、苦手な方は気を付けてくださいね。
レストランなどでパクチーが出てくるときには、あらかじめ料理にトッピングされているのではなく、好みでトッピングできるように別にしてあることもありますね。
パセリとパクチーは意外と合う!
一般的にパセリは洋食、パクチーはエスクック料理に使うものですが、実はパセリとパクチーを合わせると意外な美味しさになるんです。
カーリーパセリよりもイタリアンパセリの方が、香りと味が弱いのでパクチーとの相性が良いです。
パクチ―料理にイタリアンパセリをプラスしたみたり、イタリアンパセリ料理にパクチーをトッピングしてみてください。
ハーブ好きの方にはおすすめです。
あとがき
今回は、パセリの一種であるイタリアンパセリとパクチーについてご紹介してきました。どちらも同じセリ科の植物ですが、味も使われる料理も全然違います。
しかし、ミックスハーブとして一緒に使ってみるのもおすすめです。複雑でユニークな味になりますよ。
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