パイナップルは夏になると見かける機会が増え、少し酸味を感じる甘さが美味しいです。
そんなパイナップルをまるごと買ってきて家で食べるとき、皮や芯は捨てて果肉だけ食べることが多いと思います。
実はこの捨ててしまいがちなパイナップルの芯、食べることができるのです!
そこで今回は知られざるパイナップルの芯の食べ方や、芯に含まれる栄養素について詳しくレクチャーいたします。
パイナップルの皮を食べる人がいる?オススメ利用法は?パイナップルの芯には栄養がある?捨てるのは勿体無い!
パイナップルの芯には果肉よりも栄養がたくさん含まれています。
パイナップルにはショ糖、ブドウ糖、果糖といった糖分をはじめ、酸味のもととなるクエン酸、リンゴ酸、ミネラル、ビタミン、ペクチンといった食物繊維、そして酵素であるブロメニンが含まれています。
このブロメニンが果肉より芯に多く含まれています。このブロメニンはタンパク質を分解する働きがあり、消化を促進させる、腸内環境を整える、といった効果が期待できます。
そのためこういった栄養素を含むパイナップルの芯を捨ててしまうことは勿体無いのです!
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パイナップルの芯の食べ方!オススメは?
パイナップルに含まれるブロメニンは60℃以上の温度にさらされると、働きが止まり効果を失います。
そのため加熱処理よりもそのままの状態で食べる、もしくは酵素としての効果を発揮させてから加熱することをおすすめします。
パイナップルの芯は硬くて食べにくいため、細かく刻んでスムージーにする、フルーツサラダに混ぜる、といった場合はブロメニンがもたらす効果を期待できます。
またジャムなどといった加熱処理をしても、食物繊維やビタミンといった栄養素の効果は失われないため、便秘予防に効果が期待できます。
パイナップルの芯を使ったおすすめレシピ
パイナップルの芯のビネガー
材料:パイナップルの芯、オレンジ半分、氷砂糖、酢
瓶に材料を入れて時々揺すり、2週間ほどで完成するパイナップルの香り高いフルーツビネガーです。
ミネラルウォーターや炭酸水で割って飲むともちろんおいしいですが、ドレッシングのアクセントとして加えてもおいしいです。
パイナップルの芯のシロップ
材料:パイナップルの芯と果肉、砂糖
瓶に材料を入れて時々揺すり、砂糖がすべて溶けたら漉したら完成です。数日ほどで完成するシロップで、カキ氷にかけて食べる、または炭酸水で割って飲むのがおすすめです。
パイナップルの芯入り豚の味噌漬け
パイナップルの芯を細かく刻んで、味噌、砂糖、料理酒、醤油とともに豚ロースに漬け込んだあと、焼いて完成です。
加熱前の芯と合わせておくことでブロメニンの働きが損なわれないためお肉は柔らかくなります。さらにフルーティーさも加わっていつもの味噌漬けとは違った味わいです。
トロピカルピラフ
コンソメベースの味付けごはんに、ベーコンを加えてみじん切りにしたパイナップルの芯を加えて完成です。
ベーコンの塩気とパイナップルの甘酸っぱさがマッチしておいしいです。この組み合わせはピザでも見かけますよね。
パイナップルの芯を利用した商品もある?
パイナップルの芯で作った【ファイバーパイナップル】というものがあります。
これはドライフルーツで、パイナップルの果肉を使ったドライフルーツよりも控えめな甘さで、食物繊維をたっぷり含んでいます。
まとめ
パイナップルは果肉だけでなく芯も美味しく食べることができます。
細かく刻むだけで果肉のように食べることができ、食感も果肉とはまた違ってしゃくしゃくとしていておいしいです。
また栄養素をたくさん含んでいるため、健康や美容にも効果が期待できる点も嬉しいですね。
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