春になるとお店で見かけたり、贈り物としてやってくるさくらんぼ。1パックを一回で食べきるにはなかなかの量が入っていたりしますよね。
そんなとき、さくらんぼはどのように保存するのがベストなのでしょうか?また、保存したさくらんぼはどのくらいの期間もつのでしょうか?
今回はそんなさくらんぼの保存方法と保存期間についてご紹介します
さくらんぼの皮は食べるのが普通!でも農薬が心配って本当?さくらんぼの保存方法と保存期間は?
基本的な保存方法は、さくらんぼを容器から出して結露を防ぐために新聞紙やクッキングペーパーで包み、冷暗所や冷蔵庫へ保存する方法です。
これでも保存して2~3日を目安に食べなければなりません。
さくらんぼはとても傷みやすく日持ちが悪い果物です。特に温度と湿度の変化に弱く、湿気や結露が点滴です。
これらの変化に気を付けつつ保存をしますが、だいたい長くて3日ほどの期間しか保存することができません。
では、どのように保存するのがさくらんぼをより長持ちさせることができるのでしょうか?
さくらんぼは常温で保存できる?保存期間は?
常温保存の場合は冷房が効いた部屋や冷暗所(だいたい10℃前後)での保存が望ましいでしょう。
洗ったさくらんぼを容器から出し、風通しのいいざるなどにあけて湿らせたふきんなどをかぶせて乾燥を防ぎます。
水を切ったさくらんぼを新聞紙やクッキングペーパーなどに包んで、冷暗所に保存します。常温便で届いたさくらんぼについても同様の手順で保存が可能です。
さくらんぼを冷蔵庫で保存するとどれぐらい保つ?
冷蔵庫で保存する場合も、常温保存と同じく洗ったさくらんぼをざるにとり、乾燥を防ぎつつ新聞紙やクッキングペーパーで包み保存します。
通販や贈り物としてクール便で届いた場合は、容器からは取り出さずにそのまま冷蔵庫の野菜室に入れます。
これはさくらんぼが温湿度変化に弱いことから、配送時となるべく近い環境においてあげるためです。
冷蔵保存で日持ちさせるコツは?
ここで注意したいのはさくらんぼは寒さや急激な温度変化に弱いため、冷蔵庫室温5℃から果肉が固くなり始めるということ。
2~3℃まで下がると果肉は完全に硬くなってしまい、食感や風味が落ちてしまうので冷やし過ぎないよう気を付けましょう
。
さくらんぼは冷凍庫で保存できる?期間は?
2,3日で保存がきかなくなってしまうさくらんぼにおいて、一番長く保存がきく方法がこれ。
しかし、冷凍することで食感や風味は変わってしまいますので、あくまでも長持ちさせること、冷凍したさくらんぼを食べることを念頭に置いておきましょう。
冷凍保存の方法はさくらんぼを水洗いしてしっかりと水気を切り、ジップロックなどの保存容器に入れて冷凍するだけ。1~2ヶ月の長期保存が可能になります。
前述したとおり食感は生のものとは異なりシャリシャリとした食感になります。半解凍にしてシャーベットのように味わうと美味しいですよ。
冷凍保存で日持ちさせるコツは?
冷凍する前にさくらんぼの水気をよく切ることと、軸を付けたままの冷凍が推奨されています。
また、甘みを保ったままの冷凍保存をしたい場合はカルピスの原液に浸けて保存する方法も使えるそうです。
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食べずに保存していたさくらんぼ。食べてはいけない状態は?
さくらんぼがどのような状態だと食べてはいけないのでしょうか。まず第一にカビです。さくらんぼにカビが生えてきてしまった場合はすぐに廃棄しましょう。
他にはさくらんぼから異臭がする、変な汁が出てきている、果肉が明らかにブヨブヨしている、逆に水分が抜けてしなしな担っている、等です。
これらの場合はさくらんぼがもう傷んでしまって食べられないことを表していますので、残念ですが廃棄しましょう。
逆に、ちょっと様子が違っていても食べられる場合もありますまずはさくらんぼの皮が少し茶色っぽい場合、軸が茶色いが果肉には問題ない場合、果肉が割れているが中身には問題がない場合です。
これらに共通するのは「果肉そのものには問題ない」ということです。
果肉自体に異常がなければ食べられますが、果肉が少しでも変だな、古いなと感じたら食べるのをやめたほうが賢明です。
まとめ
さくらんぼの保存方法と保存期間についていくつかのやり方をご紹介しました。
もともと傷みやすく足がはやい果物なので取り扱いが難しそうに見えますが、保存方法さえわかればもっとおいしく食べることが出来そうですね。
旬のさくらんぼをぜひ美味しく保存してみてください。
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