春菊が苦い!苦味の原因と抑える方法を紹介!

春菊

鍋には絶対欠かせない食材の春菊。

栄養満点で安くて主婦には嬉しい食材で、私はもちろん大好きです。しかし、春菊の苦みが嫌いと言う人も多いようです。

実は私も、子供の頃は苦みが苦手で嫌いでした…。しかし、この春菊の苦みを抑える方法があるんです。

そこで今回は、「春菊が苦い!苦みの原因と抑える方法」についてお話ししたいと思います。

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春菊が苦い原因はポリフェノール

春菊

春菊の苦みの原因は何なんでしょうか?答えは、ポリフェノールです。

ポリフェノールは植物由来の抗酸化物質で、活性酸素と戦う性質を持ち、動脈硬化や美容や健康の維持をする働きが期待されています。

また、ポリフェノールは苦味や渋味があるのも特徴です。

このポリフェノールは、春菊が加熱されることにより春菊の細胞から出てきてしまい、苦味の原因になります。

茎の部分、葉の部分どっちに苦味は多い?

春菊の苦みは「茎の部分」と「葉の部分」どちらに多くあると思いますか?茎の部分の方が、見るからに固くて苦そうと思う方が多いと思います。

しかし驚いたことに、葉の部分に多く含まれているんです。

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春菊の苦味を抑える方法は?

レシピ

では、この春菊の苦みを抑える方法はあるのでしょうか?実はいくつかあります。1つずつご紹介したいと思います。

加熱に注意する!

春菊の苦みは加熱することにより増します。その為、加熱方法が重要になってきます。

先ほどもお話ししたように、茎の部分は苦みが少なく、火が通りにくいのが特徴です。逆に、葉の部分は苦みが多く、火が通りやすいのが特徴です。

その為、葉と茎の部分を切り分けてから加熱する方法がおすすめです。

まずは、茎の部分と葉の部分を切り分けて、茎の部分を加熱します。その後、茎に火が通ってから葉の部分を加えます。

この時大切なことは、葉の部分を入れてからの加熱時間は10秒程度にすることです。20秒以上加熱してしまうと、苦みが一気に引き出されてしまいます。気をつけましょう。

逆に、春菊の苦みが好きな方は、加熱時間は20秒がおすすめです。それは、春菊を加熱した場合、長時間加熱しても20秒加熱した状態から苦みはほとんど増えません。

20秒加熱した状態が、春菊のシャキシャキ感と苦みを一緒に楽しめるんですよ。

油で苦味が収まる?

油と一緒に調理することで苦みを抑えることができます。

更に嬉しいことに、春菊に含まれるβカロテンやビタミンKは油と一緒に摂取することで吸収率もアップするんです。

油で炒めたり、マヨネーズで和えると良いです。また、アボカドなどの油分が多い食材と組み合わせて調理するのもおすすめです。

すりつぶす

春菊はすりつぶすことにより、苦みを抑えることができます。すりつぶした春菊はパスタや、肉料理などのソースに使うのがおすすめです。

すき焼きの時は葉を入れっぱなしにすると苦い?

すき焼きなど、鍋料理に使うときは春菊をそのまま入れっぱなしにしてしまうと苦みが出てしまいます。
そのため、茎と葉を切り分けて加熱時間を調節しましょう。

茎の部分はしっかりと加熱して味をしみこませ柔らかい状態で楽しみましょう。葉の部分はしゃぶしゃぶする程度で、約10秒加熱したらすぐに取り出して食べるようにしましょう。

春菊は生で食べたら苦くない?

加熱すると苦みが出てくるのなら、生で食べたら苦くないのでは?と考える人も多いはず…。その通りなんです。

春菊は生で食べることができます。多少エグミを感じることもありますが、サラダで食べると苦みもなくとても美味しいですよ。おススメです。

まとめ

春菊は、栄養価も高くて美味しい食材です。苦みが苦手だからと食べないのはもったいないですよ。

春菊を調理する際は、苦みを抑える方法を取り入れて、美味しく食べてくださいね。

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