長芋と大和芋の違いとは?栄養価が高いのはどっち?

長芋

スーパーなどで山芋が売っていますが、よく見ると長芋、大和芋などと書かれていて、どう違うの?と疑問に思った経験がある人も多いはず。

そもそも、山芋、長芋、大和芋は違うものなのでしょうか?そして栄養価にも違いがあるのか気になるところです。

そこで今回は、長芋と大和芋の違いとは?栄養価が高いのはどっち?についてお話ししたいと思います。

長芋と大和芋の違いは?

大和芋

長芋も大和芋も中国原産のものであり、栽培されたものです。しかし、違う点がいくつかあります。

早速ですが、長芋と大和芋の違いについてご説明したいと思います。

形は結構違う

長芋と大和芋は形が結構違うんです。長芋は筒状の細長い形をしています。

一方、大和芋は球形をしているのが特徴です。その形状から、関東地方では「つくねいも」とも呼ばれることもあります。

見た目で区別するのは簡単ですね。

とろろにした時の粘りも結構違う

すりおろしてとろろ状にした時の粘りにも大きな違いがあります。

長芋は水分が多いので、粘り気が弱くサラッとしています。

しかし一方で、大和芋は長芋に比べて水分が少なく、粘りがとても強くて、弾力があるのが特徴です。

この粘り気の違いから、食感は大きく異なります。

栄養価は?

さて栄養価についても気になるところですが…。実は栄養価に関しては、大きな違いはありません。

しかし、強いて挙げるとすれば、水分とカリウムの含有量が違います。

長芋は、大和芋よりも水分量が多いです。そのため、乾燥肌の改善や夏バテ防止効果があります。

一方、大和芋はカリウムの含有量が多いのが特徴です。利尿作用があるので、むくみ解消が期待できます。

また100g当たりのカロリーは、長芋が108kcalで、大和芋が123kcalであり、大和芋の方がカロリーが高いです。

ダイエット中の方は、長芋を選ぶと良いですね。

値段は?

では最後に、気になる値段です。一般的に、大和芋の方が長芋よりも高いです。

その為、最近のスーパーでは長芋を見かけることが多いようです。

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長芋、大和芋は山芋とはどう違うの?

はてな

では、長芋と大和芋は山芋とはどう違うのでしょうか?

そもそも山芋って何なんでしょうか?

実は、山芋とは特定の品種ではなく、「ヤマノイモ科」に属しているいも類の総称なんです。

長芋は「ヤマノイモ科ヤマノイモ属ナガイモ」に分類されます。そして、大和芋は「ヤマノイモ科ヤマノイモ属ヤマイモ」に分類されます。

つまり、長芋も大和芋も山芋の一種なんです。皆さんご存知でしたか?ビックリですよね。

自然薯の事を山芋と称しているスーパーもある?

さらに、自然薯の事を山芋と称しているスーパーもあるようですがどうなんでしょうか?

これは事実です。

少しややこしい話ですが、日本では一般的に、日本原産の日本に自生する自然薯の事を「山芋」とよぶことが多いです。

自然薯は、中国原産の栽培品種である「長芋」や「大和芋」に比べて、風味が豊かで独特な味わいがあることから、「山芋と総称される芋類」の中でも、一番人気が高いものです。

このように自然薯は、自生したものなので希少価値が高くなり、値段も長芋や大和芋に比べて高いのが特徴です。

まとめ

長芋と大和芋の違いについてご理解いただけましたか?どちらも山芋の一種と聞いて驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もその一人ですが…。

そして栄養価については、大きな差はありませんが、水分が多いのが長芋、カリウムが多いのが大和芋と言えます。

そして、嬉しいことに、山芋類には胃腸を整える「ムチン」や多くの消化酵素が含まれており、たんぱく質の代謝を促進する効果もあるんです。

これからも、美容や健康のために、山芋類を積極的に摂りたいですよね。

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