旬になると、白菜を丸ごと買ったり、ご近所さんから丸ごと貰うことも多いですよね。
そんな時に困るのが、保存方法です。
白菜は切ってしまうと日持ちしなくなるので、使うまではできるだけ丸ごとの状態のまま保存したい野菜です。
そんな白菜の保存方法で、「新聞紙にくるんで保存すると長持ちする」という話を聞いたことありませんか?本当なのでしょうか?
そこで今回は、「白菜は新聞紙にくるんで保存すると長持ちする?ない場合はどうする?」についてお話したいと思います。
白菜が腐る!食べては駄目な状態の見分け方はこうだ!新聞紙にくるんで冷暗所や野菜室に保存するとどれぐらい保つ?
それでは早速ですが、新聞紙にくるんだ白菜は冷暗所や野菜室に保存するとどれくらい日持ちするのでしょうか?
新聞紙にくるんで冷暗所に保存すると2週間程度日持ちします。
また、新聞紙にくるんで野菜室に保存すると、1ヶ月程度保存することができます。
もし丸ごとの白菜が手に入ったら必ず、新聞紙にくるんで保存するようにしましょう。
この時に注意しなければいけない点は、株元(芯の部分)を下にして立てて保存することです。
白菜は、収穫後も成長しようとします。
その為、畑で縦に育つ白菜を横に置いて保存してしまうと、縦に成長しようとして余分なエネルギーを使い鮮度が落ちやすくなります。気を付けてください。
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何故白菜などの野菜は新聞紙にくるむと長持ちするの?
白菜などの野菜は新聞紙にくるむと長持ちすることは分かりましたが、何故長持ちするのでしょうか?
通気性がよく温度が一定に保たれるから
白菜は、水分が多い野菜なので通気性が状態で保存すると葉が蒸れて日持ちしなくなります。
しかし、新聞紙は通気性が良いので、白菜をくるんで保存すると、湿度を一定に保つことができ品質劣化が起こりにくくなるんです。
畑と同じ環境に近い?
実は白菜を新聞紙でくるんでいる状態は、「畑と同じ環境」に近いのです。
それはどのような状況かというと、湿度がある程度保たれている状態です。
湿度が低すぎると枯れてしまいますし、湿度が高すぎると腐ってしまいます。
しかし、新聞紙は通気性が良い上に、保湿性も高いので、ちょうど野菜に始めから含まれている程度の湿度のまま守ることができるのです。
他の紙でくるんでは駄目なの?
新聞紙以外の紙でくるんでも効果は期待できるのでしょうか?
実は、紙類は大きく2種類に分けられます。
1つは新聞紙のような「非塗工紙」と呼ばれるもので、通気性がよく保湿性に優れているので野菜の保存にむいています。
もう1つは、チラシのような「塗工紙」です。こちらは厚みや光沢があり、通気性がないので野菜の保存には向いていません。
よって、「非塗工紙」なら大丈夫です。一般家庭にある「非塗工紙」としては、新聞紙以外にコピー用紙などがあります。しかし、やはり大きさや使いやすさを考えると、新聞紙が一番ですよね。
新聞紙がない場合代用品は?
白菜を新聞紙にくるんで保存すると長持ちすることはよくわかりました。
しかし、最近はインターネットでニュースが簡単に読める時代なので、新聞をとっていないお宅も多いのではないでしょうか?
それでは、新聞紙がない場合はどうしたらよいのでしょうか?
大丈夫です。新聞紙がない場合は、キッチンペーパーを代用品として使うことができます。
新聞紙のインクが、白菜に写ってしまうのが気になる方にもキッチンペーパーはおすすめです。
使い方はとても簡単です。白菜を適当な長さのキッチンペーパーでくるんで保存するだけです。保存中にキッチンペーパーが湿ってきたら、新しいものに交換するようにしましょう。
まとめ
今回は、「白菜は新聞紙にくるんで保存すると長持ちする?ない場合はどうする?」についてお話ししてきました。
これからは、丸ごとの白菜が手に入ったら、必ず新聞紙にくるんで保存するようにして下さいね。
今までよりも、もっと美味しいまま、長持ちさせることができますよ。
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