「甘えび」の尻尾は食べる?捨てるのが勿体ない場合の活用法は?

甘エビ

皆さん「甘エビ」の尻尾はどうしてますか?捨てる人がほとんどではないでしょうか?

実は甘海老の尻尾って食べる人もいたりします。栄養があるとか美味しいとか理由は人それぞれですけれど。

今回は無視され捨てられがちな尻尾について、ご説明していきたいと思います。

甘エビ甘エビは別名だった!正式名称はホッコクアカエビだった由来などを紹介

「甘エビ」の尻尾は食べられるのでしょうか?

甘エビ

エビの尻尾を食べるか捨ててしまうか、ある水産会社が実施したアンケートによると、ほぼ半々ずつの結果だったそうです。

食べる派の方の中には条件がありまして、生の場合は捨てて、エビフライや天ぷらの場合なら食べるという方が圧倒的でした。

中には誰も見ていない時に限るという方や、他人に貧乏くさい、がめついイメージでみられたくないという理由で食べないという方もいらして面白いなと思いました。

カリカリでなかったら食べないという方もいらっしゃいました。

そもそも「甘エビ」の尻尾は食べられるのか疑問を持ってられる方も多いかと思います。

結論から言いますと、食べても害がないことが証明されています。むしろ、意外なことに多くの栄養素を含んでいることが判明しました。

そのことには後でふれていきたいと思います。

食べない人の意見は?

食べない方の多くは、食べてはいけないと思っている方がほとんどです。こういう論文を挙げている方もいらっしゃいました。

「甘エビの尻尾はキチン質という動物性食物繊維でできていて、酸に溶けにくいので消化されずにそのまま排出される。

消化機能が低下している高齢者が食べると、消化不良を起こす可能性がある。胃の内壁を傷つけ胃炎や腸炎を起こしやすい。」

また、尻尾の成分は昆虫の羽と同じ成分だからと二の足を踏む方もいらっしゃいました。毒があるんじゃないかという方も。

一番、多かったのは硬くて喉に引っ掛かりそうで、あえて食べないという意見でした。

食べる派の意見は?

それでは「甘エビ」の尻尾を食べる方の言い分をご紹介しますと。

MEMO
カリカリしておいしい
栄養があるので食べる
勿体ないから食べる
という意見でした

ただし、生で出された尻尾は食べないという方がほとんどで、フライや天ぷらの加熱したものに限るという条件でした。

先程述べましたように、科学的に尻尾は食べても問題ありません。むしろ、身体にいい栄養素を含んでいることが判明しています。

それなら、無理にとは言いませんが食べた方がいいですね。もう少し「甘エビ」の尻尾について詳しく述べていきたいと思います。

Sponsored Link

「甘エビ」の尻尾は大丈夫!

レシピ

アンケートで食べない派の方の意見に尻尾は毒があるという意見がありました。半分正解で半分誤解されています。

「甘エビ」の尻尾には雑菌が溜ります。従ってそれを取り除く必要があります。

まず、尻尾にある針のような部分をハサミで少しカットします。

中の黒い水分を包丁の先でこするようにして外側に押し出し、よく洗います。

水分が抜け出たら黒い尻尾が半透明になるのでわかりやすいと思います。

こうすることで油の水はねも防げるし、口に入れても刺さるといったことも解消できます。

もうひとつ尻尾には不安材料がありました。「甘エビ」の尻尾は昆虫と同じ成分でできていることです。

しかし、昆虫そのものを食べる訳ではありません。あくまで昆虫の羽の部分と同じということです。

地域によっては、「いなご」やハチの姿揚げを伝統食物として食べているところもありますし、土産として売っていたりします。

そう考えれば抵抗はないのではないでしょうか。

「甘エビ」の尻尾には栄養がいっぱい!

甘エビ

前述したように「甘エビ」の尻尾は栄養素をたくさん含んでいます。主に含まれているのは次の3つの栄養素です。

MEMO
・カルシウム
・キサン
・アスタキサンチン

カルシウムはご存知でしょうが、キサン、アスタキサンチンは耳慣れない栄養素ですね。それでは順を追って説明していきましょう。

カルシウム

「甘エビ」の尻尾にはカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは骨や歯を丈夫にしたり、骨粗しょう症の予防に効果があります。

大きく丈夫に育ってほしい子供さんに摂ってほしい栄養素です。また、イライラの解消にも効果があることが判明しています。

キサン

キサンは体内で消化されないという特徴があります。塩分の排出効果や悪玉コレステロール排出効果があります。

これも身体にとっても良い栄養素です。

アスタキサンチン

このアスタキサンチンは物凄い栄養素です。それが「甘エビ」の尻尾に含まれていたなんて驚きです。

その効果とは抗酸化作用です。

抗酸化作用とは肌の老化に深い関係のある活性酸素を消去したり、酸化を抑制する作用のことです。

アスタキサンチンはカロテノイドの一種ですが、スーパーカロテノイドと言われています。

カロテノイドとはトマトやニンジンなど、動植物界に広くみられる黄色、橙、赤色の色素類の総称をいいます。

アスタキサンチンは抗酸化作用の中でも紫外線によって発生するシミやしわに対してビタミンEの550倍、βカロチンの40倍程の効果があると言われています。

また、動脈硬化の予防や疲労回復、アンチエイジング効果、美肌効果もあります。女性には嬉しい効果と言えますね。

現にある有名女優を使った某化粧品メーカーのスキンケアのCMにも、アスタキサンチン配合とうたっています。

これだけの効果のある「甘エビ」の尻尾を捨ててしまうのはどうでしょう。勿体ない気がしますね。

ちょっと待った!「甘エビ」の尻尾を捨てずに利用した料理は?

レシピ

でも寿司ネタのような生のものはちょっと食べにくいのも事実です。

家庭で料理される際は、尻尾だけとっておいて、から揚げやフライにしておつまみとして食べるのも、理にかなっていると思いますがいかがでしょうか。

ここで簡単にできる「甘エビ」の尻尾を使った料理をご紹介します。

「甘エビ」の尻尾のオリーブ炒め

MEMO
「甘エビ」の尻尾      30尾分程
オリーブオイル       大さじ2杯
乾燥スライスにんにく    4~5枚
塩             少々
MEMO
作り方
1, 他の料理で出た「甘エビ」の尻尾をとっておく。
2, キッチングペーパーで水気をしっかり切っておく
3, フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火でニンニクを香りが立つまで炒める。
4, 尻尾を入れ、カリカリになるまでじっくり炒める。
5, 皿に盛って塩を軽く振りかける。

簡単な料理ですのでぜひ試してください。

また「甘エビ」の尻尾をジューサーミキサーにかけて細かくし、ごまや紫蘇などと混ぜてふりかけにしても美味しいかとも思います。

まとめ

「甘エビ」の尻尾は食べられるのかという疑問に答える形で、尻尾の効用を述べてまいりました。

「甘エビ」の尻尾には以外にも、栄養素を多く含み大変な効用があることが判明しています。カルシウム、キサン、アスタキサンチンです。

それぞれ歯や骨を丈夫にしたり、悪玉コレステロールを排出したり、抗酸化作用の効果があります。

特にアスタキサンチンの抗酸化作用は美容には影響大で女性には嬉しい効果です。

「甘エビ」の尻尾を捨てるのは勿体ないと言えます。

今までただ「エビの証明、これがエビです」という感じでしか、存在感のなかった尻尾が見直されるのは間違いありません。

読了いただきましてありがとうございました。

甘エビ私たちが食べている甘エビはすべてメスだった!その理由が神秘的! 甘エビ「甘エビ」と「ボタンエビ」の違いと見分け方は?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です