パセリはハーブの中でも最も手に入りやすいイメージがあります。
いつでもスーパーで売られていて、季節に関係なく値段もリーズナブルですよね。パセリは1年中出回っている野菜なので、収穫時期や旬の時期は決まっていないのでしょうか。
パセリの「旬」そして「美味しい時期」について調べてみたのでご紹介したいと思います。
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パセリを育てたことがある方はおわかりかと思いますが、パセリはほぼ1年中収穫することができます。とても育てやすくいハーブです。
スーパーなどに流通しているパセリのほとんどはハウス栽培です。ハウス栽培パセリが主流になってから、パセリは1年中出回るようになりました。
スーパーのハーブコーナーには常にパセリの姿を見ることができるでしょう。使いたい時にいつでも手に入るので便利なハーブですね。
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パセリの旬は基本的には春?
実はハウス栽培で2回栽培されていて秋も旬だったりする?
ハウス栽培のパセリは、春と秋に種を撒きます。約1ヶ月~2カ月で収穫することができます。つまり、春撒きと秋撒きをしておけば、ほぼ1年中収穫できることになりますね。
パセリの生産量が最も多い県は千葉県で、全体の50%以上をしめています。千葉県の出荷量が多いのは、5月頃と12月頃です。
パセリの生産量が次に多い長野県では、8月の出荷量が最も多くなっていました。パセリのさかんな県でも生産量の多い時期は異なるのですね。
1年中、どこかの地域のパセリが食べれるという感じですね。
1年中出回っているパセリですが、敢えて旬の時期がいつか聞かれたら、「春」と答える方が多いでしょう。パセリの爽やかな香りは春のイメージがありますよね。
ところが実際にはパセリの旬の時期は春と秋なのです。3月~5月、9月~11月のパセリが旬のものだとされています。
旬のパセリって普段のパセリとどう違うの?
どんな野菜でもやはり旬のものが一番美味しいですよね。見た目も普通の時期のものとは違います。
旬のパセリは、どんなところが普通のパセリと違うのでしょうか。
まず、旬のパセリは見た目が普通のパセリと違います。葉っぱがみずみずしく、鮮やかな色をしています。普通の時期のパセリの緑色と濃さが違います。
鮮度が落ちたパセリの葉は、薄い緑色になったり、外側から黄色くなってしまいます。でも旬のパセリはそのような変色はありません。
葉っぱも茎もクタッとせずにシャキッとしています。
また食感にも違いがあります。旬のパセリはとてもやわらかく食べやすいです。パセリの方さが苦手な方は、ぜひ旬の時期のやわらかいパセリを食べてみてくださいね。
旬のパセリのおすすめレシピは?
旬のパセリはやわらかくて美味しいので、パセリを主役にしたレシピを作ってみてはいかがでしょうか。
名脇役のパセリですが、メイン食材としても使い野菜なのです。
おすすめは「パセリの天ぷら」です。シソの天ぷらにするように、パセリをカラリと揚げましょう。パクパク食べられてしまうので、食べ過ぎにはご注意を。
また「パセリライス」もおすすめ。ピラフなどの上にちょっとだけパセリが乗っていることがありますが、そうではなくパセリをたっぷり使います。
炊き立てのごはんに、パセリのみじん切りをたっぷり、1㎝角に切ったハムとプロセスチーズを加えてさっくり混ぜます。
塩コショウで味付けをして出来上がりです。ぜひ試してみてくださいね。
あとがき
パセリなどのハーブは1年中同じように売られているので、旬の時期はないと思われがちです。
ところが調べてみるとパセリにはしっかり旬の時期がありました。パセリの旬は3月~5月、9月~11月の2回です。
この時期にみずみずしいパセリを見つけたら、ぜひメイン食材として使ってみてくださいね。
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