和洋中どんな料理にも合うたけのこは上品な香りが魅力です。
水煮のたけのこは気軽に買うことができて便利ですが、やはり皮のついた生のたけのこから作る料理は絶品ですよね。
でもせっかく作ったたけのこが苦くて美味しくないこともあるんです。このたけのこの苦味の原因は何なのでしょうか。
対処法や緩和する方法を調べてみたいと思います。
たけのこの名産地はどこ?美味しいたけのこは産地じゃなくて鮮度?たけのこを食べたら苦い!その原因は?
あく抜き不足
たけのこは、あく抜き不足などの失敗をしてしまうと苦くなってしまいます。
たけのこは生のまま調理に使うことはできません。あくが強く苦味があるからです。
たけのこを食べる時には米ぬかなどと一緒に1時間以上茹でてあく抜きをしなければいけません。長時間茹で続ける必要があるのです。
このあく抜き時間が不十分だとあくが抜けずに苦味が残ってしまいます。
またあく抜きをするポイントは、茹で終わった後にあります。自然に冷めるまで放置する必要があるのです。
これにより時間をかけてあくがしっかり抜けきります。
この自然放置をせずに冷水などで洗って冷ましてしまうと、あくが抜けきらずに苦いままになってしまうこともあります。
たけのこのあく抜き方法は米ぬかやとぎ汁!簡単なやり方は? たけのこのあく抜き方法!米ぬかやとぎ汁がない場合はどうする?成長しすぎているたけのこ
たけのこは土から出ている部分が10cm~30cmまでが食べられる大きさとされています。
それ以上の大きさのたけのこは、食用としては成長しすぎているたけのこと言えます。
たけのこは成長するにつれて苦味が増します。
成長しすぎてしまったたけのこを採ってきた場合は、どんなに上手にあく抜きをしても苦味が残ってしまうでしょう。
その場合は、あくを和らげるレシピにすると良いですね。
鮮度が落ちているたけのこ
たけのこは鮮度が命です。収穫してから時間が経てば経つほどあくが強くなり苦味がひどくなってしまいます。
採ったたけのこ、スーパーなどで買ってきたたけのこは、できるだけは早くあく抜きをして調理するようにしてくださいね。
苦味が強いたけのこって食べても大丈夫なの?
苦味が強いたけのこは美味しくないだけでなく体によくありません。苦味が強いということはあくが強いということです。
あくを食べすぎると「吹き出物」が出る可能性が高くなります。
適量であれば美容効果が期待できるたけのこですが、食べ過ぎは肌荒れの原因になってしまうので要注意ですね。
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苦味を和らげるレシピや食べ方は?
もう一度あく抜きをしてみる
たけのこが苦い時は、あく抜きが不十分で失敗した可能性があります。
そんな時はもう一度あく抜きしてみましょう。たけのこは水にさらしておくだけでもあくが抜けます。
旨み成分も水に流れ出てしまうのであまり長時間浸さないようにしてくださいね。
バターで調理する
あく抜きや水にさらしてもダメな場合には、苦味を和らげるレシピにしてみると良いでしょう。
たけのこの苦味はバターと合わせることで独特の旨みに変わる性質があります。サラダ油やオリーブオイルではなくバターを使うレシピにすると良いでしょう。
和風レシピは「バター醤油炒め」がおすすめ。
たけのこをバターで炒めて焦げ目をつけてから醤油を入れて香ばしさを出しましょう。削り節やネギをトッピングしていただきます。
洋風レシピは「バターチーズ炒め」が美味しいです。バター炒めしたたけのこに粉チーズとパセリだけでシンプルに仕上げます。そのままパスタの具にもなりますね。
まとめ
たけのこの特徴は上品な香りと独特の苦味にあります。
でもほんのりと苦い程度なら美味しいですが、苦味が強すぎると食べることができません。
この苦味の原因は、あく抜き不足や成長しすぎていること、鮮度が落ちていることが考えられます。
苦いたけのこはあくが強いため吹き出物の原因になってしまうので食べすぎないように注意してくださいね。
あくを和らげてくれるのは「バター」というのも覚えておくと便利ですよ。
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