天ぷらや煮物に大活躍のたけのこ。独特の食感がとても美味しいですよね。
さらにたけのこは美味しいだけではなく栄養価が高いことでも有名です。体に嬉しい様々な効能があるのです。
ただし、食べすぎると逆効果になり体に弊害が出ることもあるので注意しなければいけせん。どんな効能と弊害があるのかご説明していきましょう。
たけのこの種類は豊富!どの品種が味がいいの?たけのこの栄養と効能は凄いって本当?
たけのこの栄養は?
たけのこ(若茎、生)100gあたりの栄養価は以下のようになります。
- 炭水化物 4.3g
- 食物繊維 2.8g
- 脂肪 0.2g
- タンパク質 3.6g
- ビタミンA相当 1μg
- β-カロテン 11μg
- チアミン(B1) 0.05mg
- リボフラビン(B2) 0.11mg
- ナイアシン(B3) 0.7mg
- パントテン酸(B5) 0.63mg
- ビタミンB6 0.13mg
- 葉酸(B9) 63μg
- ビタミンC 10mg
- ビタミンE 0.7mg
- ビタミンK 12μg
- カリウム 520mg
- カルシウム 16mg
- マグネシウム 13mg
- リン 62mg
- 鉄分 0.4mg
- 亜鉛 1.3mg
- 銅 0.13mg
- セレン 1 μg
- 水分 90.8g
- 水溶性食物繊維 0.3g
- 不溶性食物繊維 2.5g
- ビオチン(B7) 0.8µg
たけのこの効能は?
食物繊維
たけのこの特徴は「食物繊維」が豊富に含まれていることです。ゴボウなみの食物繊維が入っています。
食物繊維は腸の働きを活発にする作用があります。便秘解消、がん予防、コレステロールを下げる、糖尿病を防ぐなど、たくさんの効能があるのです。
さらに腸内環境が整うことは美容効果にも繋がります。便秘が解消されることでダイエット効果も高めてくれるでしょう。
カリウム
たけのこには「カリウム」もたくさん含まれています。カリウムは塩分の排出を促す働きがあります。これにより高血圧やむくみ改善が期待できるのです。
塩分の摂り過ぎが心配される現代人には嬉しい効能ですね。
チロシン
たけのこを茹でると白い粒が出てきますよね。水煮たけのこなどにも付着している白いつぶつぶです。
これはドーパミンやノルアドレナリンに変換される「チロシン」という成分です。集中を高めたり、やる気をアップさせる効能があります。
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たけのこ食べ過ぎたらどうなるの?
吹き出物が出る
たけのこは栄養効果、美容効果が高い食材です。毎日の料理に積極的に摂り入れていきたい食材なのですが、食べすぎると逆効果になることも覚えておきましょう。
たけのこの食べ過ぎで有名な症状は「吹き出物」です。
便秘解消やダイエット効果があり、女性に嬉しい食材ですが、あくが強いため食べすぎると吹き出物が出るなどのお肌トラブルに繋がってしまいます。
たけのこは食べ過ぎないことはもちろんですが、しっかりあく抜きすることも大切ですね。
下痢や腹痛になる
たけのこは腸内環境を整える効能がありますが、食べすぎてしまうと逆に腹痛を引き起こしてしまいます。
食物繊維には水溶性食物繊維と非水溶性食物繊維があります。
たけのこに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維です。これは水を吸収して膨らむのですが、腸に水分がない状態だと便が硬くなってしまうのです。
これが便秘や腹痛の原因になってしまいます。
また、食物繊維は腸の活動を活発にするのですが、食べ過ぎると活発になり過ぎてしまうという難点も。
便が十分な水分を吸収しないままに排出されるので、下痢になってしまうこともあるのです。
たけのこ1日の適量はどのぐらい?
嬉しい効能が多いたけのこですが、食べ過ぎると弊害が起こることもあるのです。それではどれくらいのたけのこを食べたら食べ過ぎになるのでしょうか。
たけのこの1日の適量は200g~400gくらいとされています。
穂先1本が水煮なったパックは、400gのものが多いです。この量を1日で丸ごと食べる方はなかなかいないと思います。
普段の食事の中で食べる程度であれば心配はないでしょう。
まとめ
たけのこは「食物繊維」「カリウム」「チロシン」などの栄養価の高い成分が含まれています。
便秘解消やがん予防、糖尿病予防、コレステロール値を下げる、むくみや高血圧予防など、実に様々な健康効果があります。
さらに美容効果まで期待できるのです。でも食べ過ぎてしまうと弊害が出ることもあります。吹き出物がでたり腹痛になってしまうのです。
適量を食べるように心がけたいですね。
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