長芋が薬臭い!匂いの原因と対処法をまとめました!

長芋

長芋は美味しくて、栄養満点で、様々な効能が期待できる素晴らしい食材なので、購入して自宅で料理する人も多いですよね。

そんな長芋好きの皆さんの中で、開けてみたら薬のような匂いがしたことありませんか?

先日初めて真空パックにされた長芋を買って、調理の際に開けたら薬のような匂いがしてびっくりしてしまいました。

なぜなんでしょうか?そして対処法はあるのでしょうか?

そこで今回は、長芋が薬臭い!匂いの原因と対処法についてお話ししたいと思います。

長芋長芋は生のまま食べるのと加熱するのどっちがいいの?

長芋から薬のような匂いがする原因は?

長芋

長芋から薬のような匂いがする原因はいくつかあります。

まず一つ目の原因は、長芋が未熟な状態で収穫された場合です。完全に成熟したものは薬のような匂いがすることはあまりないとされます。

一般的に長芋は収穫されてから出荷されるまでの間に貯蔵され、その間に成熟が進んでいきます。

なので、薬のような匂いがする長芋は未熟な状態で収穫されたばかりの新ものであると考えられます。

次に、真空パックされている場合に起こりやすくなります。

最近は、コスト面などから真空パックされている長芋を多く見ます。真空パックされている長芋は、パックの中でも生きているので呼吸をしています。

その際に炭酸ガスを排出しますが、パックの中では炭酸ガスが外に出られずに、長芋が循環吸収してしまいます。

その為、長芋がこの炭酸ガスを吸収してしまい薬のような匂いがしてしまうのです。

長芋の真水のみで洗浄されて薬は使用されてない

薬のような匂いがすると、どうしても、「長芋を洗浄する時に薬品を使っているのではないか?」と考えがちですが、それは間違いです。

一般的に、市販されている長芋の加工工程では薬品は使われていません。

漂白剤や添加物を使用せずに真水のみで洗浄されていて、その後カット、真空パック等をされています。

安心してください。

臭い原因は長芋が生きている証?

この薬のような匂い、実は長芋が生きている証拠でもあるのです。長芋は洗浄、カットされた後でも生きていて、炭酸ガスを発生させ続けています。

先ほどお話ししたように、長芋が発生させた炭酸ガスは、長芋がパックされた中で循環吸収されてしまうので長芋から炭酸ガス独特の薬のような匂いがしてしまうのです。

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薬のような匂いがする長芋は食べても大丈夫なの?

長芋

この薬のような匂いは長芋が発生させた炭酸ガスなので、食べても大丈夫です。

しかし、薬のような匂いがする食品を進んで口に運ぶのは、なかなか気が進まないですよね。

薬の匂いがする長芋は、炭酸ガスを逃がすためにもパックからすぐに出しましょう。

丸のままの状態の長芋でしたら、新聞紙でくるんでからビニール袋などに入れ、冷蔵保存しましょう。

カットされた状態の長芋の場合は、切り口に変色防止のため酢やレモン汁などをつけてラップなどでしっかりと包んでから冷蔵庫へ保存してください。

ガスが抜けて、匂いも気にならなくなります。

こんな状態の長芋は食べないように!見分け方は?

NG

薬のような匂いがする長芋は食べても良いと分かりましたが、どのような状態の長芋は食べてはいけないのでしょうか?

簡単な見分け方をご紹介します。まずは見た目をチェックしましょう。

切り口が酸化して茶色に変色している場合は、切り落としてみてください。中がみずみずしく白い色の長芋でしたら食べられます。

しかし、切っても茶色く変色しているようなら食べられません。

また、カビが生えている場合ももちろん食べられません。

次に異臭がしたり、フニャフニャと柔らかくなっているものも食べられません。

気をつけましょう。

まとめ

長芋から薬のような匂いがする原因が分かり、安心しましたね。

もしもそのような長芋を購入してしまったら、すぐにパックから出して、新聞紙やラップなどに包みれ依存保存するようにしましょう。

炭酸ガスが抜けていつもの美味しい長芋が楽しめるはずですよ。

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