栄養満点で、料理の彩りも美しくしてくれるブロッコリーを好きな方も多いですよね。
私ももちろん大好きです。
そんなブロッコリーですが、下処理の仕方で栄養成分が逃げてしまうなんて話を聞いたことありませんか?とても気になりますよね。
そこで今回は、「栄養を逃さないブロッコリーの茹で方は?蒸す方がいいって本当?」についてお話ししたいと思います。
虫や農薬が心配!ブロッコリーの正しい洗い方とは?ブロッコリーって普通に茹でると栄養が逃げる?
ブロッコリーはとても栄養価が高い緑黄色野菜で、ビタミンCを筆頭に、カロテン、ビタミンE、葉酸、食物繊維を豊富に含んでいます。
このブロッコリーは普通に茹でるてしまうと、これらの栄養が逃げてしまいます。
理由は、ブロッコリーに豊富に含まれている栄養素の多くが水溶性であるため、茹でることにより水に溶けだしてしまい逃げてしまいます。
ビタミンCに関しては、ゆでることにより半分程度まで減少してしまいまうのです。
ブロッコリーを他の野菜と同じように、大量のお湯で普通に茹でるのはやめましょう。
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栄養を逃さないブロッコリーの茹で方・・・蒸す方が良い?
それでは、栄養を逃がさないようにブロッコリーを茹でるにはどうしたらよいのでしょうか?
少量の水で茹でると栄養が逃げない?
少量の水で茹でる、「蒸し茹で」にすると良いです。蒸し茹でにすることで、ブロッコリーに含まれているビタミンCは90%以上残ります。
茹でるよりも、時間と光熱費を抑えることができるのでおすすめです。
① ブロッコリー1株を一口サイズに切り分けて、水で丁寧に洗う。
② 鍋に50cc程度の水を入れます。
③ 洗ったブロッコリーを入れて蓋をします。
④ 火にかけてから中火で3~4分程度加熱します。
⑤ ざるに上げて冷まします。
蒸す
蒸す方法はもちろん、栄養を逃がすことなく下処理できるのでおすすめです。
① ブロッコリー1株を一口サイズに切り分けて、水で丁寧に洗う。
② 蒸し器を準備し、蒸気が上がり始めたら洗ったブロッコリーを入れて蓋をします。
③ 4~5分程度蒸します。
④ 竹串などを刺して固さを確認し、好みの固さになったらそのまま冷まします。
レンジで加熱するのもいい?
レンジで加熱するだけでも簡単に茹でることができます。
① ブロッコリー1株を一口サイズに切り分けて、水で丁寧に洗う。
② 耐熱皿にブロッコリーをいれて、ラップをふんわりと軽くかけます。
③ レンジに入れて、500wで3分程度加熱します。
④ 竹串などを刺して固さを確認し、好みの固さになったらラップを外して冷まします。
以上のような3つの方法で茹でることにより、栄養を逃がさず下処理することができます。
大切な点は、加熱した後に水にさらして冷まさないことです。せっかくのブロッコリーが水っぽくなってしまいます。
ブロッコリーを茹でた後の茹で汁って捨てますか?
ブロッコリーはお湯でゆでると栄養が逃げてしまうことが分かりました。
その為、スープや鍋の時はそのまま汁ごと飲んでしまうので良いのですが、ブロッコリーの下処理として茹でる場合のゆで汁はもったいなく感じてしまいますよね。
皆さんはこのゆで汁をどうしていますか?捨ててしまいますか?こちらの記事にまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
ブロッコリーの茹で汁は活用する?しない?賛否両論でした!まとめ
ブロッコリーはお湯でゆでてしまうと、せっかく豊富に含まれている栄養分が、逃げてしまうことが分かりました。
ブロッコリーは、栄養素が豊富で高い効能が期待できる野菜です。
これからは、蒸し茹で、蒸す、電子レンジなどを使って下処理することにより、ブロッコリーの栄養を100%無駄なく摂取するようにしましょう。
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