甘エビの頭が黒い!これは食べては駄目なサインなの?

甘エビ

とろっとした食感の甘エビには、頭がついているものがあります。

その頭の中には味噌が詰まっていて、食べると独特の甘さがおいしいですよね。

そんな頭つきの甘エビですが、購入してからしばらく経つと頭が黒くなっている!なんてことありませんか?

エビに問わず、食べ物が黒くなってしまうと腐ってしまったのではないかと思い、食べていいものかと不安になってしまいますよね。

今回は頭が黒くなってしまった甘エビは、食べてはいけないのか?という疑問について詳しく解説致します!

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甘エビの頭が黒くなってしまう原因は?

はてな

生でも冷凍でも、甘エビの頭が黒く変色してしまう原因は、【鮮度が落ちた】ことです。

甘エビは鮮度が落ちると水分が失われ、身が痩せて首の付け根が緩くなります。そして出血が起こり、周囲の細胞が血に侵食されて黒くなってしまうのです。

逆に頭が赤色のものは新鮮だということが分かります。また血が滲んでしまうこと以外にも、甘エビの体液が酸化してメラニンを作り、黒くなってしまう場合があります。

頭が黒くなっていたら食べないほうがいいの?

鮮度が落ちることで甘エビの頭は黒くなってしまいます。腐ってはいないので食べることができます。

しかし鮮度が落ちているので、生臭い臭いが強くなっています。もし甘エビの頭を料理に使いたい場合は、生ではなく250度くらいの高温のオーブンで5分程度焼くと、生臭さが抑えられます。

頭が黒くなっていて、さらに強い生臭さと身がヌルヌルと粘り気があった場合は、腐っているので食べないでください。

甘エビの頭は実は捨ててしまうのは勿体無い

甘エビで食べる部分は、頭の中の味噌、または身の部分のみと思われがちです。

しかし甘エビの頭もおいしく食べることができるのです。食べる以外にも、出汁を取るのにも適しています。焼いて生臭さをとった甘エビの頭を集めて出汁をとると、濃厚なエビの味が絶品の出汁がとれます。

焼いたことにより香ばしさもプラスされるので、風味豊かな出汁になります。

エビでパスタを作るときに、身は具材として、頭はパスタソースとして、と余すことなく使え、エビの旨味がぎゅっと詰まった一品に仕上がります。

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甘エビの頭はどういう風に食べるのがオススメ?

レシピ

甘エビの頭のおすすめの食べ方は、なんといっても唐揚げです。

カリッとした軽い食感とエビの香りが食欲をそそります。唐揚げにしてぱらっと塩をかけたり、アヒージョにしてパンと合わせれば、エビの香りが存分に感じられるおつまみになります。

個人的には焼いた甘エビの頭をガーリックバターで炒めたものがおすすめです。さらに鶏がらスープで味付けしたあんかけソースや卵と合わせると立派なおかずになります。

エビが好きな方にはたまりません。また出汁をとってアメリケーヌソースや、お味噌汁、はたまたカレーに使うとエビの風味が全体に行き渡り、とてもおいしいです。

まとめ

甘エビの頭が黒くなっていることは鮮度が落ちた証ですが、食べることはできます。

甘エビが黒くなってしまう理由は【血が滲んで黒ずんでしまうこと】と【体液が酸化してメラニンを作ること】が挙げられます。

どちらも腐っているわけではないので食べられますが、生臭い臭いが強かったり、甘エビがヌルヌルしている場合は腐っているので食べないでください。

甘エビの頭は唐揚げにして食べるとおいしいです、揚げるだけでいいので簡単にできるので、料理が苦手な方でも作れるのでおすすめです。

また頭からはエビの風味豊かな出汁がとれるので、パスタやお味噌汁を作る際には、ぜひ捨てずに出汁をとってみてください。甘エビは捨てるところがありません。

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