うなぎ屋さんでうなぎを食べる時には、当たり前のように山椒をかけて食べていますよね。
でもそのかけ方あっているのでしょうか?実は間違っている人がほとんどなんです!実は私も間違っていました…。
今回は、ただしいうなぎの山椒のかけ方をご紹介していきます。
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ほとんどの人はうなぎを食べるときに、うなぎの上に山椒をかけていると思います。私もそうでしたが…。でも、それは間違いなんです。
うな重やうな丼だったら、うなぎをどけてごはんの上に山椒をかけてから、うなぎを戻して食べるのが正しいのです。びっくりですよね。
なぜごはん上に山椒をかけるのが正しいの?
ではなぜ、ごはんの上に山椒をかけるのが正しいのでしょうか?
それは、うなぎの上に山椒をかけてしまうと、山椒が直接舌に当たり、独特のピリッとした刺激を強く感じてしまい、一気に山椒の香りが口にいっぱい広がってしまうからなんです。
そのため、うなぎの美味しさもたれ本来の味も半減してしまうのです。
それに比べて、ごはんの上に山椒をかけてその上にうなぎを乗せて食べれば、山椒が直接舌に当たらず食べられます。
まず、うなぎの美味しさと香ばしさ・たれの本来の香りと味が口いっぱいに広がり、その後に山椒の香りが広がり美味しく食べられるのです。
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うなぎに山椒をかける派、かけない派がいる?
このように、うなぎに山椒をかけるのは一般的ですが、山椒を「かけない派」もいるようです。それでは、「かける派」「かけない派」の意見はどうなんでしょうか。
かける派の意見は?
かける派の意見としては。「山椒本来の味、香りが好き」「山椒とうなぎのハーモニーがたまらない」という意見がやはり多いです。
それ以外には、「うなぎの泥臭さや生臭さが苦手だけど、山椒をかけると美味しく食べられる」といった、うなぎがちょっと苦手な人がかけるといった意見もありました。
かけない派の意見は?
かけない派の意見としては、「山椒そのものの味・香り・刺激が嫌い」という意見もありますが、それ以外には「うなぎ本来のおいしさを味わえないから」という意見も多数あります。
実は、うなぎに山椒をかける行為は大昔の室町時代、「養殖うなぎ」がいない「天然うなぎ」を食べていた時代に始まりました。
うなぎは開いたものではなく、丸のまま串に刺されて焼かれていました。この時代の天然うなぎのかば焼きは、泥臭く、生臭さがあり、丸のまま焼いているため脂っぽかったのです。
そのため、うなぎの臭みを消してくれて、脂っぽいうなぎの消化を助けてくれる山椒をかけていた食べていたのです。
その「うなぎに山椒」が今でも普通に続いているのです。しかし、今私達が食べているうなぎはほとんどが養殖うなぎのため、泥臭さや生臭さはほとんど感じないですし、開いて焼いているため、脂っぽさも少ないです。
このことから、今は、うなぎに山椒はかけなくてもよいという「かけない派」も増えてきています。
実際、高級店の中では、うなぎ本来の味を落としてしまうということで、山椒を置いていない店もあるくらいなのです。
私は・・・
この私はというと、間違いなく「かける派」です。山椒本来の味・香り・ピリッとした刺激自体が大好きです。
それを、あの香ばしくて甘みがある美味しいうなぎと一緒に頬張ったらもう幸せいっぱいです。
まとめ
うなぎの正しい山椒のかけ方を知っていただけたでしょうか?
今まではうなぎの上に山椒をかけて食べていましたが十分美味しかったですよね。
でも、それよりも美味しい食べ方を私たちは知ってしまいました。今すぐにでも試してみたくなりましたよね。
今年の土用の丑の日は、うなぎの正しい食べ方で、今までにない美味しいうなぎを堪能しましょう。
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