うなぎの血には毒があるって本当?食べても大丈夫なの?

うなぎ

みんなが大好きなうなぎですが、見た目は蛇によく似ていますよね。蛇に似ているから嫌いという人もいるようです。

その蛇ですが、毒をもっていることは皆さんご存知だと思います。

では蛇に似ているうなぎにも毒はあるのでしょうか?実はうなぎの血には毒があるのです!びっくりですよね。

今回は、うなぎの血の毒についてご紹介します。食べても大丈夫なのかももちろん気になりますよね。大丈夫です。そちらについてもご紹介していきます。

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うなぎの血に毒があるというのは本当の話?

ズバリ、うなぎの血には毒があります。

そしてうなぎだけではなく、うなぎ目魚類である、アナゴ、ウツボ、ハモの血にも毒があるのです。この毒は「血清毒」と言われ、「イクチオヘモトキシン」というたんぱく質の毒です。

魚類の毒としては、フグ毒の「テトロドトキシン」が有名ですが、フグの毒は人間の命にも関わる猛毒ですが、うなぎの血清毒はそこまで猛毒ではないので、あまり有名ではないようです。

血を飲んだらどんな症状が起きる?

もしも大量のうなぎの血を飲んでしまったら様々な中毒症状が現れます。

厚生労働省の発表では、「下痢、嘔吐、発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難、最悪の場合死亡することがある」とされています。

致死量は?

では実際どれくらいが大量なのか、致死量なのか気になりますよね。

厚生労働省の実験から、うなぎの血清1mlで、体重20gのマウスが60~150匹殺すことができることが分かっています。

人間での致死量ははっきりとしたものは不明ですが、マウスの実験から計算すると、60kgの人間の致死量は、うなぎの血清が1000mlということです。

うなぎの血清1000mlを誤って口にしてしまう心配はなさそうですね。

昔は薬効を期待して飲んでいた?

さて、この毒があるといううなぎの血ですが、昔は肺炎などの肺の病気の治療に効果があると言われ、飲んでいたこともあるようです。

しかしこれは危険です。絶対に飲まないようにしましょう。

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うなぎを食べても大丈夫な理由は加熱しているから

うなぎ

さて、うなぎの血に毒があることが分かりましたが、うなぎを食べても大丈夫なのでしょうか?ちょっと心配になりますよね。

でも大丈夫です。このうなぎの血の毒「イクチオヘモトキシン」はタンパク質であるため、60℃で5分間加熱すると毒性が失われます。

うなぎの調理工程で、蒸したり焼いたりすることで、毒性が失われるのです。

うなぎの刺身が珍しい理由はこれが原因!

うなぎの刺身をあまり見かけない理由は、この血清毒が原因だったんですね。はい、納得です。

でも実は、うなぎの刺身を食べられるお店もあるのです。浜松のうなぎ専門店で、一流の料理人がうなぎの血抜きを丁寧にすることで、うなぎの刺身を提供しています。

気になるのはやはり味ですよね。

食感はフグのようでコリコリと弾力があります。しかし、味はフグと違って、脂がのっているため甘みと旨みが強いです。是非、一度食べてみたいです。

このうなぎの血清毒ですが、触れただけでも危険です。うなぎ調理人の間では有名で、この血が目、口、傷口に入ると炎症を起こし、非常に強い痛みを伴うこともあるのです。

もしもうなぎを調理する機会があったら、十分注意してください。

実は血だけではない?粘膜や内臓にも毒があるって本当?

うなぎの血に毒があることはよくわかりました。

しかし、うなぎのヌルヌルした粘膜にも血清毒は粘膜にも微量ですが含まれているのです。そして、もちろん内臓にも血液が混ざっているので危険です。

生食はできません。必ず60℃5分間以上の加熱処理をしてから食べましょう。

まとめ

うなぎの血には毒があることがよくわかりましたね。うなぎの刺身に、なかなかお目にかかれない理由もわかりました。うなぎの血や粘膜は危険です。

もしも釣りでうなぎが釣れたり、生のうなぎを扱う機会がありましたら、素手で触らず手袋をするなどの対策をしてくださいね。

十分に加熱して、美味しいうなぎを食べましょう。

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