美味しいデザートとして親しまれているびわの果実ですが、抗がん効果があることでも知られています。
びわの葉は古くから生薬として用いられてきました。さらにびわの種にも効能があるということで、健康食品などが販売されています。
しかしびわに癌を予防する効果はない、嘘であるとも言われているのです。びわは本当に癌には効果なしなのでしょうか。
びわの保存期間はどれぐらい?日持ちさせるコツを調べた!びわは癌に効果があると言われている理由は?(葉・種が?)
びわの葉温灸とは?
びわの歴史は非常に古く、三千年前の仏典の中に登場しています。びわの木は「万病を治す植物」とされ、お寺にはよくびわの木が植えられていたのです。
火であぶったびわの葉で患部に触れることで、病が治るとされてきました。実際にびわの葉による健康効果があったという記述も残っています。
そんなびわの葉の効能を活かした「びわの葉温灸」が人気を集めています。温灸は自然治癒力を高め、免疫力を高めるために古くから行われてきたものです。
びわ葉から抽出したエキスを使い温熱刺激を与えます。お灸のように熱すぎることはなくじんわりとした熱が患部やつぼを刺激します。
びわの葉温灸による効果は大きく3つあります。
1つ目は「デトックス効果」です。体の中の不要なものを汗や尿で排出するのを促します。
2つ目は「冷え緩和」です。新陳代謝を高めて体温を上昇させることで、冷えを解消することができるでしょう。
そして3つ目は「癌予防効果」です。びわの葉には抗がん作用があると言われています。びわの葉温灸にもがんを予防する効果が期待されているのです。
びわの葉温灸は、温灸治療院で受けることができますが、自宅でできる温灸セットも販売されています。自宅で効果的な温灸体験できるのは嬉しいですね。
種は根拠がないと言われている?
びわの種には、特に抗がん作用に効果があるとも言われています。
アマゾンや楽天には、びわの種のお茶や粉末、粒状のサプリメントなど、様々な種類のびわの種商品を見つけることができます。
びわの種には「アミグダリン」という成分が他の部分よりも多く含まれています。アミクダリは抗がん作用があると注目された成分なのです。
しかし、これに異議を唱える意見もあります。
アミグダリンは抗がん作用どころか、体に有毒である青酸の生成に繋がるとされたのです。
農林水産省は、びわの種に含まれるシアン化合物が10mg/kg以上の食品には気を付けるように注意を促しています。
びわの種のお茶などの食品は食べすぎないようにしましょう。
びわの種は健康に良い?それとも毒があるから注意!どっちなの?民間療法は賛否両論どっちが正解とも言いづらい?
びわはただ果実を食べるだけでなく、葉を温灸にしたり、種をお茶にする民間療法があります。
びわに限らず、このような民間療法は賛否両論がありますよね。そしてどちらが良いとも言いづらいのです。
びわの葉や種には、期待されている抗がん効果はあまりないかもしれません。
でも、温灸することでリラクゼーション効果が得られたり、お茶を飲むことで体を温めてリラックスする効果もあるでしょう。
びわには抗がん作用だけでなく、様々な健康効果、美容効果があります。民間療法でそのようなびわの効果を得ることもできるでしょう。
すぐに「効果なし」と決めつけるのは良くないかもしれませんね。
またびわの果実に含まれているポリフェノールの「クロロゲン酸」は抗がん効果が期待できるとされています。
やはりびわには、癌に対する効果が期待できるかもしれません。
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まとめ
効果効能が謳われている健康食品であっても、実は健康効果がない場合もあります。ゆずの葉はゆずの種を使った民間療法も、実は「癌への効果なし」と言われることもります。
でも、健康効果に優れていることは確かです。特に温灸やお茶は健康にも美容にも良い方法なので適度にに取り入れていくと良いでしょう。
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