スイカの種類は豊富!甘くて瑞々しい品種はどれだ?

スイカ

暑い夏に食べたいスイカ。

しゃりっとした食感のスイカは、冷やして食べても凍らせてシャーベットのようにして食べてもおいしいですよね。

そんなスイカですが、種類がたくさんあり、それぞれ違うおいしさがあるのです!今回はたくさんあるスイカの種類に詳しくご紹介いたします。

今年の夏スイカを購入する際、ぜひ種類にも注目してもらえたら、と思います。

スイカスイカの皮や白い部分は捨てないで食べられるって本当?

スイカの種類は実はものすごくたくさんある

スイカ

スイカは日本以外でもさまざまな国で栽培されています。

紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されて食べられていたことから、古くから食べられていた食材のひとつです。

そのため各地域に合った気候や嗜好に沿って、種類が多くなりました。その中でもポピュラーなスイカの種類についてご紹介いたします。

大玉スイカ

大玉スイカは最も目にする機会が多いスイカです。

赤い果肉には甘さがあり、しゃりっとした歯ざわりのいい食感を楽しめるスイカです。まん丸なフォルムで重量は平均3~5kgですが、大きく育ったものだと7~9kgにもなります。

主な種類:縞王、富士光、早生日章、甘泉、祭ばやし

小玉スイカ

こちらも見かけることが多いスイカです。

大玉スイカと比べて重量は1.5~3kg小ぶりで、冷蔵庫に入れやすいサイズです。

外見は大玉スイカと変わりませんが、皮部分が薄いため大玉スイカよりも可食部分が多く、甘さがあることが特徴です。

主な品種:紅小玉、ひとりじめ、姫甘泉

黄色スイカ

品種にもよりますが、皮の色は大玉スイカよりも若干薄い緑色をしています。

黄色スイカの最大の特徴は、果肉が黄色いことです。“クリームスイカ”という別名もあります。

昔は甘さが控えめの味わいでしたが、最近は糖度が高く甘いものが多いです。また大玉スイカ同様しゃりっとした歯ざわりが楽しめます。

主な種類:おつきさま(大玉で皮が黒い)、おおとり(小玉)、ひまわり(小玉)

マダーボール

形が楕円形で、まるでラグビーボールのような形をしたスイカです。皮が薄く甘さがあります。重量は2~4kgです。果肉が赤いものと黄色いものがあります。

主な種類:姫まくら、紅まくら、黒美人(“はちきん”、皮が黒っぽい)

でんすけすいか

スイカの特徴である黒いシマシマがなく、深緑色の皮です。

ぱっと見カボチャのようにも見えるでんすけすいかは、みずみずしい果肉からはしゃりっとした食感が楽しめスイカの中でも特においしい種類です。

そのため高級スイカとして贈答用に人気があります。でんすけすいかに似た黒いスイカに“ダイナマイトスイカ”という種類があります。

角形スイカ

スイカといえば丸いフォルムを思い浮かべると思いますが、この角形スイカは四角形と三角形をしたスイカを指します。

“四角スイカ”は稀にお店で見かけることがありますが、“三角スイカ”はほとんど見かけません。

このスイカは成長途中で型に嵌めて人工的に四角形や三角形になるように育てます。他にもハート型や人面スイカなどがあります。観賞用のため味はあまりよくありません。

太陽スイカ

皮が太陽のように黄色く、シマシマも濃い黄色でスイカらしかぬ珍しい見た目をしています。

果肉の色は鮮やかな赤色で、断面のコントラストが美しいです。糖度は12度と高く、甘い果肉としゃりっとした食感の相性は抜群です。重量は7kgと結構大きいです。

主な種類:金のたまご(小玉で楕円形)、愛娘ひなた(“マナムスメヒナタ”、球形)

種無しスイカ

スイカを食べるとき、果肉にたくさん入っている種が少し邪魔ですよね。

そんな種をなくしたスイカが第二次世界大戦後の日本で開発されました。当時は生産に手間がかかることや甘さが落ちることからあまり流通はしませんでした。

最近になり技術の影響で、甘くておいしい種無しスイカが開発され、流通されるようになりました。

見た目はよく見かけるスイカとは異なり、黒いシマシマの代わりに濃い緑色の太いシマシマが入っています。

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結局美味しいスイカの品種はどれなの?

スイカ

ざっくりとスイカの種類をご紹介いたしました。種類がありすぎて、スイカの特徴がいまひとつ分からない…そんな方のために、美味しいスイカをピックアップいたしました!

甘いと評判のスイカは

栽培技術の発展で、大抵のスイカは甘く育てることが可能です。そんな中でも甘さがずば抜けている種類は、“尾花沢スイカ”と“大栄スイカ”です。

この2つのスイカは出荷時に糖度計を用いて、一定以上の糖度に達したスイカのみ出荷しています。

尾花沢スイカは山形県で栽培されているスイカです。昼夜の寒暖の差を生かし、甘くておいしい味わいとなっています。

大栄スイカは鳥取県で栽培されているスイカです。ハチミツを思わせる濃密でとろけるような甘さを持つ味わいで、海外からの人気も高いです。

瑞々しくて美味しいと評判のスイカは?

お値段は張ってしまいますが、やはりでんすけすいかの評判が高いです。

贈答用のためお取り寄せで購入する方が多いですが、口コミを見ても絶品という感想を多く目にします。

私が一押しするスイカは?

見た目にも可愛い“太陽スイカ”です!

糖度12度と甘さもさることながらスイカとしての食感も思う存分感じることができます。暑い夏にキンキンに冷やした太陽スイカにかぶりつきたいですね。

まとめ

スイカの歴史は長く、実際はもっとたくさんの種類があります。

スーパーでは毎年同じようなスイカが販売されており、もちろん美味しいこと間違いないのですが、今年の夏はスイカをお取り寄せして食べ比べしてみたいと思いました。

特にハチミツのような甘さを持つ大栄スイカが気になったので、今から頑張ってお金を貯めようと思います。

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