ニラを食べた後、体が臭くなる！口臭の原因と対策をまとめてみました！

レバニラや餃子、ニラ玉など、ニラを使った料理はビールは白いご飯が進みますよね。でも、ニラをもりもり食べてしまうと気になるのが「臭い」です。

口臭がひどくなるのはもちろん、体臭も臭くなってしまうというところが厄介です。ここでは、そんなニラに臭い問題とその対策についてまとめてみたいと思います。

ニラを食べたら臭くなる原因は？

アリシンって臭いだけではなく良い効能もあります！

ニラを食べると臭くなる原因は「アリシン」という成分にあります。これはニンニクに含まれていることで有名な成分でもあります。

非常に嫌われている臭い成分ですが、実は良い効能がたくさんあるのです。

抗菌・殺菌効果、疲労回復、血行促進、生活習慣病予防、風邪予防などの効果があるとされています。

ニラを食べると元気になれるのも納得ですね。これだけの効能があるとは驚きです。

ニラを食べたら口臭だけではなく体中が臭くなっている原因は？

ニラを食べた後は、どんなに歯磨きをしてもなかなか臭いが消えないですよね。それは口臭だけではなく、体中が臭くなっているからなのです。

そのメカニズムをご説明しましょう。

ニラを切ったり刻んだり傷つけると、硫黄化合物「アリイン」が、酵素「アリナーゼ」の作用により「アリシン」という化合物が生成されます。これが独特の匂いを発するのです。

そしてアリシンは、体の中で分解されて肺に達します。そして口臭となって口から出てくるのです。さらに血液に取り込まれて全身にもまわり、汗として分泌されるのです。

肺や汗として出てくる臭いなので、歯磨きをしただけでは防げないのですね。

どのぐらいの時間で臭くなくなるの？

ニラを食べると、30分～1時間ほどでアリシンが血液に取り込まれます。そして体臭として臭いだすのです。

そしてこの血液に取り込まれたアリシンは16時間も消えないと言われています。夕食にニラをたくさん食べると翌朝もまだ臭っているというわけですね。

ニラを食べても臭くならないようにする予防策は？

生で食べない！

臭い成分「アリシン」は熱に弱い性質があります。そのため加熱料理にすると臭いが軽減されるのです。決して生では食べないようにしてくださいね。

肉、魚と一緒に食べる

臭い成分「アリシン」は「タンパク質」と結びつくと臭いがしない状態になります。そこでニラを食べる時にはタンパク質を含む食品と一緒に食べれば良いのです。

タンパク質が豊富な肉、魚と一緒に調理するのがおすすめです。

ニラを食べてしまった！どういう対策をすれば臭くならない？

お茶やコーヒーなどを食後に飲む

デートや会議など大切な時の前にニラを食べてしまった！という時には、ニラを食べた後に消臭効果のある飲み物を飲むと良いでしょう。

まずおすすめなのはお茶やコーヒーです。これらに含まれている「カテキン」は、臭い成分「アリシン」と結びついて臭いを消してくれるのです。

牛乳を食後に飲む

「タンパク質」も「アリシン」と結びつくことで、臭いを減らしてくれる効果があります。ニラを食べた後に牛乳や豆乳などのタンパク質を含む飲み物を飲むと消臭効果が出るでしょう。

ブレスケアなどを使う

ニラの臭いは体の中から出てくるものなので、ミントガムなどを食べてもあまり効果がありません。

効果的なのは、やはり「ブレスケア」。口の中ではなくお腹の中にある臭いのもとにアプローチしてくれるので効果的です。

ニラの後にはりんごがおすすめ！

NHK「あさイチ」で、ニラの口臭対策について取り上げられたことがありました。

その中で紹介されていたのが「食後のりんご」。りんごに含まれているポリフェノールには優れた消臭効果があるため、ニラを食べた後にりんごを食べると、かなり口臭を抑えてくれるというのです。

ニラを食べる時には、デザートはりんごで決まりですね！

ニラを食べてしばらく経ってしまった後の対策は？

ニラの臭い成分「アリシン」は、ニラを食べた後16時間体の中に残るとされています。

これをできるだけ早く出すためには、汗をかくことがおすすめです。ニラを食べた夜は、熱いお風呂でたくさん汗を出せば、翌朝まで臭いを軽減できるでしょう。

まとめ

ニラは美味しくて栄養満点の食べ物です。しかし、どうしても気になるのが口臭や体臭ですよね。

今度ニラを食べる時には今回ご紹介した対策法をぜひ試してみてくださいね。

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