小松菜は生で食べられる?シュウ酸などの毒成分が危険って本当?

小松菜

突然ですが、皆さんは小松菜をどのように調理して食べていますか?

炒めたり、お浸しにしたり…と、加熱して食べていらっしゃる方がほとんどだと思います。

それでは、小松菜は生では食べられないのでしょうか?答えは、Noです。小松菜は生食できます。

そこで今回は、「小松菜は生で食べられる?シュウ酸などの毒成分が危険って本当?」についてお話したいと思います。

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小松菜は生で食べると危険だと言われているのは本当?

小松菜

小松菜は生で食べると危険だといわれることもありますが、本当に危険なのでしょうか?

丁寧にご説明していきましょう。

シュウ酸のリスクは?

小松菜に含まれているシュウ酸は、体内でカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムを生成し、結石の原因になると言われます。

このシュウ酸は、ほうれん草にも多く含まれており、可食部100g中で比べてみると、ほうれん草773mg、小松菜51mgであり、小松菜はほうれん草よりもかなり少ないことが分かります。

シュウ酸によって、結石のリスクが発生するのは、生食でほうれん草を1kg毎日取り続けた場合とされているので、小松菜の生食によるシュウ酸のリスクはありません心配ありません。

農薬は残っているの?

小松菜の栽培にも農薬が使われていることがあるので、農薬が残ってしまうことはありますが、国産の小松菜は、農薬の使用が管理されているので、心配ありません。

しかし、生食する際には、丁寧に洗うことが大切です。

硝酸態窒素のリスクは?

小松菜には硝酸態窒素が他の野菜に比べて、多く含まれています。

この硝酸態窒素とは、生野菜に含まれているもので、体内に吸収されて変換されるときに、発がん性物質や血液障害の原因になります。

硝酸態窒素は、化学肥料の大量利用や人工栽培により増えることが分かっています。国産の小松菜に関しては、化学兵糧などに関しては厳しく管理されているので心配ありません。

しかし、どうしても気になる方は熱を加えて食べましょう。熱を加えることにより、硝酸態窒素は3~5割程度減少します。

根本に汚れが落ちない?

小松菜の根元は、汚れがたまりやすいです。しかし、落ちないことはありません。

必ず、根元に切れ込みを入れて、流水で切り込みに沿って広げながら、汚れや泥を丁寧に洗い流しましょう。

結局小松菜は生で食べても大丈夫なの?

上記に、小松菜の生食が危険とされる項目について丁寧に紹介してきました。結果、小松菜は生食で食べても大丈夫な食材です。

小松菜は、加熱することによりビタミンやミネラルを、外に逃がしてしまいます。

しかし、生食することにより、それらの栄養素を一つも無駄にすることなく摂取することができるのです。

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おすすめの生食レシピは?

レシピ

小松菜のおすすめの生食レシピをご紹介していきましょう。

生小松菜のカリカリベーコンサラダ

MEMO
① 小松菜(1/2束)の茎の部分に切り込みを入れ、流水で丁寧に小松菜全体を洗い流す。
② 洗った小松菜をキッチンペーパーを使って水気をとる。
③ 小松菜を食べやすい大きさに切る。
④ お皿に盛り付ける。
⑤ ベーコン(2枚)を5mm幅に切って、フライパンでカリカリに炒める。
⑥ カリカリにしたベーコン、クルトン(適量)、粉チーズ(適量)をお皿に盛り付けた小松菜の上にかける。
⑦ お好みのドレッシングをかけたら出来上がり。

 

生小松菜の塩昆布ナムル

MEMO
⑧ 小松菜(1/2束)の茎の部分に切り込みを入れ、流水で丁寧に小松菜全体を洗い流す。
⑨ 洗った小松菜をキッチンペーパーを使って水気をとる。
⑩ 小松菜を食べやすい大きさに切る。
⑪ ボールに、小松菜、塩昆布(大さじ1)、ゴマ油(小さじ1)、すりごま(少々)を入れて、和えたら出来上がり。

 

まとめ

今回の記事で、小松菜が生食できることをお分かりいただけたと思います。丁寧に洗って、下処理すれば生食しても危険はありません。

しかし、農薬や硝酸態窒素などが気になる方は、サラダ用の小松菜や無農薬の小松菜も市販されているので、それらを選んでくださいね。

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