さっと茹でてドレッシングをかけただけでも美味しいアスパラガス。肉やベーコンを巻いたり、彩りに使ったり色々な使い方が楽しめる野菜です。
そんなアスパラガスは美味しさだけでなく栄養と効能もある野菜です。でも食べすぎる悪影響もあるので要注意!
どんな効能と悪影響があるのかまとめていきたいと思います。
アスパラガスの保存期間はどれぐらい?日持ちさせるには?アスパラガスの栄養成分と期待される効能は?
疲労回復!
アスパラガスに含まれるアミノ酸の一種である「アスパラギン酸」。
疲労回復やスタミナアップなどの効果があるとして注目されています。
古代ギリシャ人は肉体労働の疲労回復のためにアスパラガスを食べていたんだとか。
デトックス効果!
「アスパラギン酸」は体に嬉しいデトックス効果もあります。利尿作用があり、有害なアンモニアを排出する効果があります。肝機能改善も期待できるのです。
妊婦に良い?
「葉酸」は赤ちゃんの神経管閉鎖障害発症リスクを軽減させたり、貧血予防、流産予防など妊婦に嬉しい効果がたくさんあります
。妊娠したら積極的に摂り入れていきたいですね。
葉酸を多く含む野菜と言えば、ほうれん草やブロッコリーが有名です。でもアスパラガスにも多くの葉酸が含まれています。
葉酸を含む野菜1位はやはりほうれん草です。そして2位はアスパラガスなのです。3位はブロッコリーとなっています。
アスパラガスは妊婦さんに非常に嬉しい食材なのですね。
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アスパラガスは食べ過ぎると体に悪い?
太る?カロリーは?
疲労回復やデトックス効果のあるアスパラガスは、カロリーが低いというメリットもあります。
100gに対して22kcal、1本たった5kcalです。さらに糖質も100gあたり約2.1gとかなり低いのです。
またアスパラガスに含まれている栄養成分アスパラギン酸は、代謝を良くする効能があります。
消費カロリーを高めてくれるのでダイエットに効果的ですね。
ただし、ダイエットメニューとして茹でたアスパラガスを食べる方は多いと思いますが、注意したいのはドレッシングです。
せっかく低カロリーのアスパラでも高カロリーのドレッシングをかけてしまうとカロリーオーバーになってしまうので注意してくださいね。
食べすぎるとがんになるの?
低カロリーで糖質も少ないアスパラガスは、どんなに食べても良いように思いますよね。でも食べすぎると健康に悪影響を与えるかもしれないのです。
先日、イギリスのケンブリッジ大学の研究者が、アスパラガスに含まれるアスパラギン酸ががんの進行、転移と関係するかもしれないという研究結果を発表して話題になりました。
まだマウス実験による結果に基づくものであり、確かな証明はされていないのですが、アスパラガスの食べ過ぎは避けたほうが良さそうですね。
食べすぎると痛風になるの?
「アスパラガスを食べると痛風になる」は有名な話です。これは本当なのでしょうか。
アスパラガスには痛風の原因となるプリン体が、穂先には100gあたり55mg、茎には100gあたり10mg含まれています。
これは多いのでしょか、少ないのでしょうか。他も野菜のプリン体の含有量を見てみましょう。
ほうれん草は100g当たり55mg、ブロッコリーは100gあたり70mg、たけのこは100g当たり63mg、ピーマンは100gあたり69mgです。
アスパラガスはそれほどプリン体が多いわけではありませんね。食べ過ぎは良くありませんが、あまり心配することはないでしょう。
1日の適量はどのぐらい?
アスパラガスは、食べ過ぎるとがんのリスクや痛風のリスクがゼロではありませんが、過剰に心配する必要はないでしょう。
栄養があり低カロリーの食材なので、逆に積極的に摂り入れていきたいですね。
1日に必要な野菜の量は350g~400gです。アスパラガス100gは太いものなら4、5本分になります。
これを目安にして他の野菜と組み合わせて適度に摂り入れていきましょう。
まとめ
アスパラガスは低カロリーでダイエット向きの野菜です。さらに疲労回復やデトックス効果、妊婦に嬉しい効果などが詰まっているのです。
食べすぎるとがんリスクや痛風になりやすいと言われていますが、それほど心配する必要はないでしょう。
アスパラガスの保存期間はどれぐらい?日持ちさせるには?
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