梅干しの簡単で短時間でできる塩抜きの方法は?

梅干し

梅干しはとても酸っぱい食べ物です。その酸っぱさが食欲を増進してくれますよね。

でも梅干しは同時にとてもしょっぱい食べ物でもあります。

最近は減塩タイプの梅干しも増えていますが、昔ながらの梅干しは非常に塩分が高いため、しょっぱすぎて食べられないということもあります。

そんな時におすすめなのが、梅干しの塩抜きです。塩抜きは数日かかる面倒なものだと思われていますが、短時間でできる塩抜き方法もあります。ご紹介していきましょう。

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梅干しを塩抜きしたほうがいい理由とは?

梅干し

塩分過多による体への弊害は?

梅干とは、梅の塩漬けのことです。昔ながらの梅干しは、何年も日持ちさせるためにたくさんの塩分を使っていました。なんと20%もの塩分で作っているのです。

そのため、たくさんの効能がある梅干しですが、食べすぎると塩分の摂りすぎになってしまうのです。

塩分を摂りすぎると様々な弊害が起きてしまします。

まず高血圧のリスクが高まります。

塩分を過剰に摂取すると、血液中の塩分濃度が上がりますよね。すると体は血液の濃度を一定にするために、水分を増やします。

これにより血管にかかる圧力がかかり、血圧が高い状態になるとされています。

また、塩分過多はむくみや太りやすい体質にもなってしまいます。ダイエットしてもなかなか痩せない、溜め込みやすい体になってしまうのです。

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梅干しの塩抜きの方法!

ポイント

簡単に塩抜きができる方法は?

しょっぱすぎて食べれない梅干しは塩抜きをすると良いでしょう。塩分を摂りすぎたくない方も塩抜きしてから食べると安心ですね。塩抜き方法は意外と簡単です。

ボウルなどに1リットルの水と1gの塩入れて薄い塩水を作ります。そこへ梅干し(200g)を入れます。

12時間つけておくと、塩分濃度は約15%、24時間つけておくと10%になります。24時間つけておく場合には、12時間たった時点で一度水を交換してください。

つけ終わったら、ざるに上げて5時間ほど乾燥させます。

ただの水を使っても良いのですが、塩が入っていることで浸透圧が上がり、塩分が抜けやすくなります。

塩抜きする前の梅干しの賞味期限は1年以上ですが、塩抜きすると賞味期限が一気に短くなります。1ヶ月程度で食べきるようにしましょう。

塩抜きをする時には、1ヶ月で食べれる量を考えて作ってくださいね。

短時間で塩抜きができる方法は?

梅干の塩抜きはとても簡単なのですが時間はかかります。半日~1日必要となります。さらにその後乾燥させなければいけません。

しかし、40℃前後のぬゆま湯を使うことで、塩抜き時間を短時間にすることができます。すぐに食べたい時には試してみてくださいね。

昔ながらの梅干し以外も塩抜きをした方がいいの?

梅干し

塩分20%のしょっぱい昔ながらの梅干しに比べて、最近の梅干しは塩分が低いものが多いです。5%以下のものも多くなってきました。

調味梅干しと呼ばれ、ハチミツ風味やカツオ風味などがありますよね。塩分が少なく味もマイルドなのでとても食べやすいです。塩分控えめなので、塩分過多の心配もないでしょう。

これらの梅干しは、塩抜きした後に味付けをしています。一度塩抜きしているから塩分がとても少なくなっているのです。だから、自分で塩抜きする必要はあません。

まとめ

梅干は酸っぱいだけでなく、しょっぱい漬物でもあります。

昔の人は梅を20%の塩で漬けることにより、数年も食べられる常備菜にしていたのです。

その知恵はすごいのですが、実際に食べてみると、昔ながらの梅干しはとてもしょっぱいです。このしょっぱさが美味しいという方もいますが、塩分過多という問題も出てきます。

だから昔ながらの梅干しを食べる時には、塩抜きがおすすめです。食べやすくなり、塩分の心配も軽減されます。水ではなくぬるま湯を使うと短時間で塩抜きできるのでおすめです。

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