梅干しの種を飲み込んでしまった！どうすればいいの？

出典：http://livedoor.blogimg.jp/nyakorin/imgs/e/e/ee0d65b4.JPG

梅干って食べるのが難しいですよね。真ん中に大きな種があるからです。おにぎりに入っている梅干しの種も、上手に出すのが難しいですよね。

そんな梅干しの種をもし飲み込んでしまったら、どうすれば良いのでしょうか。お子さまがもし喉に梅干しの種を詰まられてしまったらどうすれば良いのでしょうか。

ここでは梅干しの種を飲み込んでしまった時の対処方法についてご説明していきたいと思います。

梅干しの種を飲み込むと窒息の恐れがある？

梅干の種を飲み込んでしまった！という場合は、喉に梅干しの種が詰まった状態でしょうか。それとも飲み込んでしまった状態でしょうか。

最も危険なのが空気の通り道を塞いでしまった時です。

喉の入り口や気管に詰まってしまうと、空気が通らなくなり窒息してしまいます。息ができなくなり、声も出ない状況になるかもしれません。

そんな時は落ち着いて救急車を呼ぶようにしましょう。

そして、すぐに応急処置しなければなりません。

まず小さいお子さんの場合には、手のひらを子供の顎に置き、片腕に子供をうつ伏せにした状態にします。

もう片方の手のひらの付け根で、赤ちゃんの背中を叩いてあげましょう。

また、子供を前かがみに座らせて頭を低くした状態にさせます。子供の肩甲骨の間を手のひらの付け根で、強く叩きます。

大人の場合には、まず強い咳をしてみましょう。咳によって梅干しの種が出てくることが多いです。

梅干しの種を飲み込んでしまうと非常に焦ってしまいます。特にお子様が飲み込んでしまうと、体の中を傷つけてしまうのではないかと心配になりますよね。

でも梅干しの種を飲み込んでしまった場合は、基本的に問題はありません。

梅干しが気管などに詰まらずに、そのまま胃の中に入ったのであれは、そのまま腸を通って便と一緒排出されるのです。あまり心配する必要はないのですね。

梅干の種は消化されません。体の蠕動運動を繰り返しながら、徐々に肛門のほうへ運ばれていき、梅干しの種の形のまま便と一緒に出るのです。

小さなお子様が梅干しの種を飲み込んでしまった場合には、便と一緒に梅干しの種が出てきているかどうかチェックしてあげると良いでしょう。ちゃんと出たことが確認できたら安心ですね。

梅干の種を飲みこんでしまった状況として、喉に詰まっている場合と、ゴクンと飲み込んでしまった場合があります。

飲み込んでしまった場合は、そのまま便となって排出されます。だから特に心配する必要はないのです。

でも、梅干しを飲み込んでしまったことで、体に異変が起きる可能性もゼロではありません。

その症状として、腹痛、吐き気があります。また、お腹が張った状態、便が出にくいという症状も挙げられます。

これらの症状が見られる時には、腸閉塞の恐れがあるのです。

腸閉塞とは何らかの原因で腸管の内容物が詰まり、肛門側に移動できなくなった状態のことを言います。
また、胃の出口で梅干しが詰まっている可能性も考えられます。

梅干しの種を飲み込んでしまった後に体の異変を感じた時には、我慢せずに病院を受診するようにしましょう。

梅干しは種があるので、食べるのがちょっと面倒ですよね。しかも急いで食べてしまって、そのまま飲み込んでしまう危険もあります。

飲み込んでしまった時は、そのまま便と一緒に出てくることがほとんどです。しかし、稀に胃の出口で詰まったり、腸閉塞になってしまう恐れもあります。

その場合は腹痛や吐き気などの異常を感じるでしょう。病院で診てもらうようにしてくださいね。

また梅干しの種を飲み込めずに喉に詰まらせてしまうこともあります。慌てず応急処置をするようにしましょう。