かぶとかぶらにはどんな違いがあるの?疑問を調べました

かぶ

全国的には、「かぶ」と呼ばれることが多い、丸いコロッとした愛らしい形の野菜ですが。関西地方を中心に「かぶら」と呼ばれているのをご存知ですか?

もしかして、この「かぶ」と「かぶら」は別物なのだろうかと考えている方もいらっしゃるのでは?

それとも、ただ単に言い方の違いだけなのでしょうか?

また、それぞれ名称の由来は?更に、別の呼び方があるのか?これらの疑問にもお答えしたいと思います。

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「かぶ」と「かぶら」は別の食べ物?

かぶ

いいえ、同じ食べ物です!答えとしては、地方により呼び方が違うということだけです。

実は、現在も関西地方を中心に呼ばれている「かぶら」が元の名称であり、「かぶ」は関東地方の方言に過ぎませんでした。

この関東地方の方言が全国に広まり、今では「かぶ」と呼ばれるのが一般的になっています。

もしかしたら逆の認識を持たれて、意外だなあと思われている方も多いのではないでしょうか?

「かぶ」って何?

はてな

後にご紹介する名称の由来をより分かりやすくするために。まずは、かぶ自体についてご説明したいと思います。

アブラナ科アブラナ属の越年草で、根菜になります。原産地は、中央アジアから地中海沿岸にかけてです。

日本には、中国から伝えられたと言われています。時期は不明です。ただ、奈良時代には既に食べられていたという記載が残っています。

アブラナ科というと、チンゲン菜や白菜、菜の花、キャベツ等の葉物を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

先にお話しした通り、これらは、実はがぶの仲間なのです。意外ですよね。だからこそ、かぶは根の部分だけではなく、葉も食することができるのです。

もし、今まで捨ててしまっていた方は、是非、ご賞味あれ!炒め物でも、お味噌汁に入れても、お漬物でも、煮物でも美味しくいただけますよ。

グリーンの色味も美しいので、料理の彩りにもなります。ただし、加熱し過ぎると色があせてしまうので、ご注意を!

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「かぶ」と「かぶら」呼び名の由来は?

かぶ

これから、3つの説をご紹介します!

 

「かぶら」の女房言葉から変形したという説

宮中に仕える女性たちの言葉、女房言葉(または、女房詞)では、「かぶら」のことを「おかぶ」と呼ばれていました。

「かぶら」の「ら」は助辞なので省略し、頭に丁寧語である「お」を付け、「おかぶ」となったのです。それが後に、丁寧語の「お」が省略され、単に「かぶ」となりました。

根っ子を意味する「株」からという説

文字通り、丸みを帯びた根の部分を木の根を意味する「株」に例え、「かぶ」という名称になった説です。

 

頭を意味する「かぶり」からという説

平安時代に書かれた書物『和名抄』では、かぶの葉を「あおな」と呼び、根の部分を「かぶら」と呼んでいたと記載されています。

その「かぶら」とは、頭を表す「かぶり」の変形で、かぶの根の丸い形が似ていることから名付けられたようです。何とも風流ですね。

 

「かぶ」の様々な呼び名は?

かぶ

いくつもの呼び名が存在する「かぶ」。ここで一挙ご紹介です!

  • かぶら
  • かぶな
  • かぶらな
  • すずな(鈴菜・菘)
  • ほうさい(豊菜)
  • だいとうな(大頭菜)

「すずな」は、春の七草でご存知の方も多いのではないでしょうか?

しかし実際には、かぶは暑さに弱く、冬の野菜と言われています。15~20℃が生育に適した温度であり、冬の寒さにより肉質が柔らかく、甘みが増すのてす。

よって旬は、晩秋の10月から本格的な冬の季節になる12月と言われています。

まとめ

「かぶ」と一言でいっても、様々な名称があり、それに由来があることがお分かりいただけたかと思います。

今は、年中スーパーで見掛けられますが。是非、旬を逃さず、少なくとも奈良時代から日本人に愛され続けてきた野菜である「かぶ」を味わってみてはどうでしょうか?

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