おひたしやスープなど、様々な料理に使いやすい小松菜は、人気の野菜です。
栄養価も高い上にお手頃な価格で購入できるので、食卓に出る機会も多いですよね。
小松菜は栄養価も高いといわれていますが、期待できる効能はどのようなものでしょうか?
また、小松菜を食べ過ぎると体に悪いと聞いたことがありますが、実際のところどうなのでしょうか?気になりますよね。
そこで今回は、「小松菜を食べ過ぎると体に悪い?でも栄養と効能は豊富!」についてお話したいと思います。
小松菜はフランス語、韓国語、中国語などの外国語でなんて呼ばれている?小松菜の栄養価と期待される効能は?
栄養価は
水分:94.1g
たんぱく質:1.5g
脂質:0.2g
炭水化物:2.4g
食物繊維:1.9g
カロテン:3100μg
ビタミンC:39mg
ビタミンK:210μg
カルシウム:170mg
カリウム:500mg
鉄分:2.8mg
期待できる効能は?
小松菜は多くの効能が期待できる嬉しい食材です。
抗酸化作用のあるカロテンが豊富なので、がん予防が期待できます。また、カロテンは体内へ取り込まれた後にビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を保護する働きもしてくれます。
そしてビタミンCは、肌のハリや体の免疫力を上げる働きをしてくれて美白効果もあり、ビタミンKは骨粗鬆症の改善も期待できます。
また、カリウムも豊富で、体内の水分を適正状態に保つ働きをしてくれるので、むくみ解消が期待できます。
カルシウムは、ほうれん草の3倍も含まれており、骨や歯を強くするだけでなく、イライラを抑えてくれる効果もあります。
特に女性に嬉しい効能としては、食物繊維が豊富なので便秘解消の効果があります。更に、鉄分も豊富なので、貧血予防や疲れにくい体作りにつながります。
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小松菜を食べすぎると体にどんな弊害がある?
このように、多くの効能が期待できる小松菜ですが、食べ過ぎると体に弊害があるのでしょうか?解説していきましょう。
下痢になる?
小松菜は、比較的アレルギー症状が出ることが少ない野菜です。
しかし、食べ過ぎるとアレルギー症状を起こし下痢をすることもあります。これは、アレルギーから消化器官の働きが低下するために起こります。
シュウ酸による結石の心配は?
小松菜にはシュウ酸が含まれているため、結石の心配をされることがありますが、その心配はありません。
シュウ酸が多く含まれるほうれん草は、100g当たり773mg、一方、小松菜には100g当たり51mgしか含まれていません。
このようにシュウ酸の含有量が多いほうれん草についても、含まれているシュウ酸によって結石ができる危険性があるのは、毎日1kgのほうれん草を生食で食べ続けた場合です。
その為、結石については心配する必要はありません。
小松菜は生で食べられる?シュウ酸などの毒成分が危険って本当? 小松菜のあく抜きは必要?それとも不要なの?血管には良くない?
小松菜にはビタミンKも豊富に含まれています。ビタミンKは、健康な骨づくりに欠かせず、骨粗鬆法の改善効果が期待できます。また、血液凝固にも関与する大切な栄養です。
しかしビタミンKは過剰に摂取しすぎると、溶血性貧血や血圧の低下など血管に悪影響を及ぼします。
しかし、このような過剰症は1日の摂取量の50倍以上を摂り続けた場合に起こるとされています。
ビタミンKの1日の摂取量の目安は、150μgとされているので、1日に7,500μg摂り続けた場合に過剰症になるのです。
これは、小松菜を約3570g食べた場合ということになります。
そのため、少しくらい食べ過ぎたくらいでは心配する必要はありません。
まとめ
今回は、「小松菜を食べ過ぎると体に悪い?でも栄養と効能は豊富!」ついてご紹介しました。
小松菜の栄養価は高く、期待できる効能も方法であることがよくわかりました。
しかし、食べ過ぎるとアレルギー反応を引き起こすことも稀にあるので、アレルギー症状が出たら注意が必要です。
これからも、栄養価が高くて美味しい小松菜を食べて健康維持に努めましょう。しかし、くれぐれも食べ過ぎには注意してくださいね。
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