水菜はあまり日持ちがせず、すぐにしなしなになってしまうのが難ですね。
ですが、水菜は緑黄色野菜で、βカロチンやカルシウム・ビタミンCが多いので、生で食べられる葉物野菜の種類の少ない冬にはぜひ取り入れて欲しい食材です。
我が家では、レタスやキャベツなどのサラダに一緒に混ぜ込んでいます。少し苦みがありますが、アクセントになってとてもおいしいので、ぜひ保存方法を覚えていただきたいです。
水菜が苦い!辛味などの原因と美味しく食べるレシピをご紹介!水菜の保存期限は?
常温保存
常温では1~2日で萎びてきますので、濡らしたキッチンペーパーでくるんでペットボトルに入れて立てて保存します。
この方法ですと、2~3日はもちます。冬限定の保存方法だと思っていた方がよいです。ただすぐ食べるとき以外はおすすめしません。
冷蔵保存
濡れたキッチンペーパーで全体を包んで、ナイロン袋に入れます。この場合は、乾燥しないように、ある程度保湿します。
ただ、濡らしすぎると腐る原因にもなりますので、気をつけましょう。3~4日は持ちます。
水菜をカットした後に水に10分程さらしてから、水気をよく切り、水分をとってからタッパーで保存する場合は1週間ほど保存できます。
この場合も、キッチンペーパーでくるんでおきますが、時々チェックをして、キッチンペーパーが濡れているようなら、新しいものに交換することで、傷みにくくなります。
冷凍保存
水菜を洗い、しっかりと水を切ってから(布巾などできれいにふく)5センチほどに切り、冷凍用保存袋で1ヵ月ほど保存できます。
さっと熱湯で茹でて、冷めてから水気を絞り適度な大きさに切ってからラップに小分けして冷凍用保存袋に入れて、空気を抜きます。1ヵ月ほど保存できます。
冷凍保存は、解凍したらその日のうちに食べきってください。
塩漬け保存
水菜を4センチほどに切り塩をまぶす。小口切りにした唐辛子を加えて、重石をして漬ける。
冷蔵保存で、4~5日は持ちます。我が家は、しっかり漬かったものを好みますので、漬物の簡易容器のまま冷蔵保存しておき、2週間くらい持ちます。
ただ塩漬けにすると、他の料理には応用させにくいです。
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水菜を日持ちさせるコツは?
保存する前に、傷んでいる葉や茎を取り除きます。その時に、折れてしまっているものも取り除くようにします。その部分から劣化しやすく、腐りやすいからです。
ペットボトルなどを使って、立てて保存する方が長持ちさせることができます。寝かせると水菜から出た水分で傷んでしまうからです。
この場合も、さらした後に水をよく切って、キッチンペーパーにくるんだ後、袋に入れて乾燥を防ぎます。
水にさらし後、水切りが悪いと葉が腐ってドロドロになってしまします。長期保存する場合は、きれいに水切りをしましょう。布巾などをつかって、水分を拭いてしまった方がよいです。
冷蔵庫で保存する場合は、チェックを怠ってはいけません。こまめにキッチンペーパーを交換することで、かなり日持ちの時間が変わってきます。
食物が腐る原因は、水分です。できるだけ、水分と触れさせないほうが腐りにくくなります。
冬野菜ですので、最適な保存温度は、0℃~5℃です。水菜の美味しいところは、しゃきしゃきとした食感でもありますので、できれば冷蔵保存がおすすめです。
もしも、しなしなになってしまったら、40℃のお湯に10分程浸け、その後水(氷水だと尚可)に10分程浸けます。こうすると、しゃきしゃきが戻ってきます。
しなしなになってしまっても、あきらめずにもうひと手間かけてください。きっと、蘇ります!
こんな状態の水菜は食べてはダメ
変色していたり、ぬめりがあるものは処分しましょう。匂いも独特のにおいがしますので、わかると思います。
あまり、日持ちしないと言われている水菜ですが、ひと手間かけると保存することができますので、ぜひ試してみてください。
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