ニラの入ったスタミナ料理は、風邪予防になりますよね。ニラにはたくさんの効能があるので、食べれば食べるほど元気になりそうですよね。
ところが、栄養豊富なニラも食べ過ぎは良くないのです。
ユミ
レバニラとニラレバ炒め、どちらが正しいのか解明してみました!
ニラの栄養成分と効能
ニラの栄養価は?
ニラ100gあたりの成分は以下のようになっています。
- たんぱく質1.7g
- 脂質0.3g
- 炭水化物4.0g
- 灰分1.1g
- 食物繊維2.7g
- カロテン3500μg
- ビタミンE2.6mg
- ビタミンK180μg
- ビタミンB1 0.06mg
- ビタミンB2 0.13mg
- ナイアシン0.6mg
- ビタミンB6 0.16mg
- 葉酸100μg
- パントテン酸0.5mg
- ビタミンC19mg
- ナトリウム1mg
- カリウム510mg
- カルシウム48mg
- マグネシウム18mg
- リン31mg
- 鉄0.7mg
ニラを食べることによる期待される効能は?
βカロテン
ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれているβカロテンが豊富に含まれています。
がん予防や免疫力を高める効果の他、ビタミンAに変換されることで、皮膚を丈夫にしたり、視力維持などの健康効果を高めてくれます。
ビタミンK
骨の健康維持に欠かせないビタミンです。出血した際に血液を固める働きもあります。ビタミンKが不足すると出血傾向になるとされています。
葉酸
「葉酸」は、赤血球の細胞形成をサポートする効果があります。そのため胎児の発育のために欠かせない成分とされています。
胎児の神経管閉鎖障害などのリスクを軽減することが期待されているのです。妊婦さんには欠かせない成分ですね。
アリシン
ニンニクの臭い成分である「アリシン」には、疲労回復、風邪予防、血栓予防、コレステロール値を抑える、がん予防などのたくさんの効果があります。
免疫力を高めて健康維持することができるのです。
食物繊維
ニラには豊富な食物繊維が含まれています。腸内環境を整えてくれるので便秘解消が期待できます。
ポッコリお腹にも効果的ですね。ダイエット効果、美肌効果も高めてくれるでしょう。
ニラには美肌効果もあった!
ニラは健康効果に優れた野菜というイメージがありますが、実はお肌にも嬉しい効果がたっぷりなんです。
エイジング効果に優れた「ビタミンE」、コラーゲンの生成をサポートする「ビタミンC」
、肌荒れ防止に欠かせない「ビタミンB」などが豊富に含まれています。さらに、「葉酸」は赤ちゃんに良いだけでなく、ホルモンバランスを正常にしてくれる効果もあります。
ホルモンバランスが乱れると肌トラブルが出てきてしまいますよね。これを解消してくれるのは嬉しいですね。
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ニラを食べすぎると体に悪いって本当?
体が臭くなる。口臭
ニラは健康効果たっぷりの食材ですが、食べすると気になるのが「口臭」です。お腹の中から臭いが出てきたり、汗として臭いが出てくるため、歯磨きをしただけでは防ぎきれないのです。
さらにニラの臭い成分は食べてから16時間も体に残るとされています。
慢性的にニラを食べすぎていると、常に体臭がひどくなる…なんてこともあるので注意してくださいね。
下痢や便秘の可能性も
ニラに含まれている「アリシン」は優れた抗菌、殺菌作用があります。これは健康維持のために良いものなのです。
しかし食べすぎてしまうと、この殺菌効果が強くなりすぎて腸内環境が壊れることがあるのです。
腸内環境が乱れてしまうと、下痢や便秘になりやすくなるでしょう。
胃痛になる可能性も
ニラを食べすぎて胃が痛くなったという方もいます。ニラに含まれる「アリシン」は、摂り過ぎると胃に負担がかかる可能性があるのです。
ニラの食べ過ぎで胃もたれや胃痛を引き起こす可能性があることを覚えておきたいですね。
まとめ
ニラはとても栄養豊富な野菜です。日々の食事に取り入れることで、健全な食生活を送ることができるでしょう。さらに美肌効果まで期待できるのです。
しかし、良いとされている成分であっても過剰に摂りすぎると逆効果になってしまうのです。いくら体に良いからと言って食べ過ぎには注意してくださいね。
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