すりおろしてとろろにしたり、短冊切りにしてあっさりと食べられる長芋は、いも類の中でも生食できることもあり、人気のある食材です。
そんな長芋ですが、栄養価が高く効能も多いことから、健康を気にする人にも大人気の食材ですよね。
しかし、食べ過ぎると体に悪いのでしょうか?気になりますよね。
そこで今回は、長芋の栄養と効能はすごい!でも食べ過ぎると体に良くない?についてお話ししたいと思います。
長芋を買ったらおがくずが入っている理由とは?長芋の栄養と期待される効能は?
長芋の栄養価は?(長芋の可食部100gあたり)
- エネルギー:65kcal
- 水分:82.6g
- たんぱく質:2.2g
- 脂質:0.3g
- 炭水化物:13.9g
- 食物繊維:1.0g
- ビタミンE:0.2mg
- ビタミンB1:0.10mg
- ビタミンC:6mg
- カリウム:430mg
長芋を食べると期待される効能は?
長芋の効能で一番有名なのが、ネバネバ成分のムチンではないでしょうか?
このネバネバ成分には糖たんぱく質が含まれており、胃腸粘膜の保護や修復を助けます。
また、消化促進、腎臓や肝臓機能を高める、糖尿病予防などの効能もあります。
そして女性には嬉しい、便秘解消、肌荒れ予防、老化予防もあります。
長芋には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸の働きを整える整腸作用があるので、便秘の解消を促す働きがあります
。更には新陳代謝を高めてくれるので、ダイエット効果も期待できます。
抗酸化作用が期待できるビタミンCが豊富に含まれているので、免疫力のアップや高血圧、動脈硬化などの生活習慣病予防にもつながります。
また、シミの原因であるメラニンの生成を抑制するので美肌にも効果的です。
ビタミンBも豊富で、たんぱく質の分解を助けて、疲労回復作用もあります。
カリウムも多く含まれており、体内の余分なナトリウムを体外に排出してくれるので、高血圧予防やむくみの解消も期待できます。
更に、長芋に含まれているアミノ酸の一種のアルギニンは脂肪燃焼を向上させる働きがあります。
また、アミノ酸の一種サポニンには抗酸化作用があるためがんの予防も期待されており、血液をサラサラにする効果もあります。
このように、長芋は多くの効能が期待できる素晴らしい食材です。
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長芋は食べすぎると体に良くない?
このように栄養価も効能も素晴らしい長芋なので積極的に食べたいところですが、やはり食べ過ぎについては心配になりますよね。
食べ過ぎると体に良くないのでしょうか?
アレルギーを引き起こす可能性がある?
長芋を食べ過ぎるとアレルギーが心配!なんて話を聞いたことはありませんか?
しかし、一般的には問題ありません。
どんな食材に関しても言えることですが、アレルギーは、ある日突然発症することがあります。
そしてやはり食べ過ぎると、体に異変が起こることがあるかもしれません。
嘔吐、吐き気、下痢、発疹などの症状が出たら、長芋を食べるのを控えましょう。
症状が治まらない場合は、専門医を受診するようにしましょう。
シュウ酸カルシウムが含まれているなら尿管結石なども心配?
長芋にはシュウ酸カルシウムが含まれています。
このシュウ酸カルシウムが、長芋を触ったときに感じるかゆみの原因であることをご存知の方も多いかもしれません。
そのため、尿路結石の原因になるのでは?と心配する方も多いようです。
しかし、尿路結石は尿の中でシュウ酸がカルシウムと結合することによりできます。
その為、長芋のシュウ酸カルシウムは尿中に排出されることはなく、便として体外に排出されるので問題ありません。安心してください。
しかし、どんなに栄養価が高く効能が多い食材でも食べ過ぎには気をつけましょう。
まとめ
長芋の栄養価と効能が素晴らしいことがよくわかりました。これからも積極的に摂りたい食材ですね。
しかし、くれぐれも食べ過ぎには気をつけましょう。
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