栄養価も高くて彩りもよくて美味しいので、料理に幅広く使われているブロッコリー。
このブロッコリー、皆さんはどのように洗っていますか?流水で簡単に洗ってるだけなんてことありませんか?
実はブロッコリーには汚れがたくさんついているんです。
そこで今回は、「虫や農薬が心配!ブロッコリーの正しい洗い方とは?」についてお話ししたいと思います。
ブロッコリーは生でも食べられる?固かったりお腹は壊さない?ブロッコリーを水でサッと洗うのはNG!
実はブロッコリーは、たくさんの蕾が密集して集まっている構造をしているので、汚れがたくさんついている為、他の野菜と同じように水でサッと洗うだけではNGなんです。
虫が残っている可能性
ブロッコリーは花の蕾が集合している野菜です。アブラムシや青虫、その他の寄生虫がたくさんついています。
その為、水でサッと洗うくらいでは、表面に見える虫だけが取れるだけで、蕾に隠れている部分の虫はとれずに残ったままになってしまいます。
青虫などは、蕾の茂みの中に隠れてしまうこともあります。
ブロッコリーの汚れは簡単には落ちない
ブロッコリーの蕾の部分には、たくさんの汚れがついています。密集しているのでなおさらです。
これらの汚れは、虫と同様に水でサッと流すくらいでは、表面の汚れが落ちるだけで不十分です。
農薬も心配
最近では農薬の使用について問題視されていますが、今だ、ブロッコリー栽培においても必要最低限の農薬が使われてる可能性が高いので注意が必要です。
農薬についても、水でサッと流すだけでは表面についている農薬だけが落ちる程度です。
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ブロッコリーの正しい洗い方は?
それでは、ブロッコリーはどのように洗ったら、虫、汚れ、農薬を気にせず、安心して口にすることができるのでしょうか?
正しい洗い方を伝授したいと思います。
ポリ袋を使ってシャカシャカ振る方法
ポリ袋1枚で簡単に洗える方法があるんです。早速洗い方をご紹介しましょう。
② 大きめのポリ袋に、ブロッコリーを入れて、ブロッコリーに水が浸るくらいまでたっぷりの水を入れます。
③ ポリ袋の口の部分を縛って20分程度放置します。
④ 20分程度経過したら、1分程度袋を振ります。(20分程度漬けおくことで、蕾が開いて、虫や汚れが取れやすくなります。)
⑤ 袋からブロッコリーを取り出して、水でサッと洗い流せば完了です。
20分程度かかりますがポリ袋に入れて放置しておくだけなので、料理の一番初めにブロッコリーの下処理から始めれば気になりませんよね。おすすめですよ。
実は洗剤で洗えるって本当?
野菜を洗剤で洗うなんて、大丈夫なの?と思われる方が多いと思いますが、大丈夫なんです。
私達が日常的に使っている、台所用洗剤の中にも、使用用途の欄に「野菜、果物」と表示されているものもあるんです。驚きですよね。
残留農薬などが心配な方は、洗剤で農薬を洗い流してしまう方法がおすすめです。
しかし、市販の食器用洗剤を使うときには注意が必要です。
5分以上の漬けおきはしてはいけません。更に、流水で洗う場合は、30秒以上はすすぐことが必要です。
いくら、野菜や果物に使えるといっても、洗剤は洗剤です。食品に残ってしまってはいけません。
また、最近では、野菜洗い専用の洗剤もあります。
これらは、天然成分配合でホタテの貝殻、天然油脂、食用重曹などが配合されており、赤ちゃんの哺乳瓶の洗浄もできるような安全で安心な洗剤です。
是非一度使ってみてはいかかですか?
まとめ
ブロッコリーの蕾の間の見えない部分には、虫、汚れ、農薬などがたくさん付着しており、簡単に水でサッと流すだけの洗い方では不十分です。
今回ご紹介した正しい洗い方をマスターして、これからは安心、安全な状態のブロッコリーを食卓に出しましょう。
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