かぼちゃのわたは捨てるのが勿体無い?おすすめの食べ方は?

かぼちゃ

ポタージュやシチュー、煮物、パンプキンパイなど、料理のレパートリーが多い野菜であるかぼちゃ。

普段かぼちゃの実の部分を使って料理することが多いと思います。では、かぼちゃの種とわたの部分はどうしていますか?

ほとんどの方が捨ててしまっていると思います。種はひまわりの種のように外側の殻をむいて食べることが可能ですが、あのふわふわしたわたの部分も可能な部分なのです。

今回は捨ててしまうことが多いかぼちゃのわたについて紹介します。

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かぼちゃのわたのとり方ってどうすればいいの?

レシピ

かぼちゃのわたのとり方は、まずかぼちゃを半分に切ります。

そのあとかぼちゃの実の中心部分にあるわたと実の間ををスプーンでくり抜くようにすくうと、綺麗にとり出すことができます。

種とわたの部分が混ざっている為、最後に種を丁寧に取り除いてください。

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かぼちゃのわたって食べられるって本当?

はてな

かぼちゃにはβカロテンやビタミンE、ビタミンC、食物繊維などをはじめ、多くの栄養素が豊富に含まれています。

しかし、それらの栄養素は普段食べることの多いかぼちゃの実の部分よりも、皮やわたにこそ多く含まれています。

またかぼちゃの中でも甘みが強く、捨ててしまっては勿体無いほど美味しい部分です。つまりかぼちゃのわたは食べることができます。

かぼちゃのわたに含まれる栄養と期待できる効能は?

かぼちゃのわたに含まれるβカロテンの量は、実に含まれる量の実の2倍とも言われています。

このβカロテンは老化を促進させる活性酸素を除去、もしくは抑制してくれる抗酸化作用という働きを持ち、動脈硬化防止やがん予防に効果があります。

またβカロテンはビタミンAにも変わり、皮膚や免疫を強くしてくれる働きの結果新陳代謝が活性化され、冬の季節には有り難い風邪予防に効果覿面です。

他にもビタミンKや食物繊維が含まれています。

ビタミンKは骨を丈夫にする働きと血液の凝固作用を持つ働きのある栄養素で、骨粗しょう症の治療にも使われている栄養素です。

豊富に含まれる食物繊維は便秘予防や大腸がん予防、美肌づくりにも繋がります。健康の面だけでなく美容の面でも効果がある為、定期的に食べたい野菜のひとつです。

かぼちゃのわたを使ったレシピはあるの?

かぼちゃの実も皮もわたもすべて使用して、調味料とともに柔らかくなるまで煮ると、実よりも甘さを感じる美味しい煮物ができます。

煮物以外にもわたをみじん切りにしてかぼちゃのポタージュやシチューに入れたり天ぷらやから揚げといった揚げ物、きゅうりやきのこと和えて酢の物、といったおかずとなります。

またかぼちゃのわたの繊維を切るように刻み、ペースト状にしておきパンケーキに混ぜ込んだり、クッキーに入れても美味しいです。

卵と牛乳をフードプロセッサーで合わせて蒸すと、プリンのようなムースもできます。

他にも電子レンジで加熱し柔らかくなったわたを、水もしくは牛乳とレモン汁、はちみつを入れてミキサーにかけるとジュースにもなります。

わたも使用することによって、より栄養満点なおかずやデザート、はたまた飲み物を造ることができます。

わたの部分は腐りやすい為、2,3日以内を目安に使い切ってください。もちろん冷凍での保管もできます。

最後に

かぼちゃはどの部分にも栄養素が豊富に含まれている為、わたや種も含めて無駄にする場所がない野菜です。

わたの部分は少し扱いにくいですが、ペースト状にすると色々な料理に入れて食べることができます。また敢えてわたの部分を取らずに料理に使う方もいるそうです。

これからは余すことなくかぼちゃの栄養素を取って、外側も内側も綺麗な体づくりをしていきたいですね。

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